このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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唐花見湿原・ハッチョウトンボ
(からけみしつげん)

日程 2013/06/16
    2014/06/29

行程 長野県/大町市

地図座標  http://www.mapion.co.jp/m/36.4850766666667_137.893746111111_7/
公式Web  http://www.city.omachi.nagano.jp/ctg/00149103/00149103.html

2013/06/16 今回、「4度目の正直」でハッチョウトンボに会えました。(2年前から3回行って全部ハズレ)
日本で一番小さいトンボ。体長2〜3センチ以下。

ハッチョウトンボ♂
オスは目立ち、湿原内で10匹ほど数えたが、
皆、縄張り争いをしていて近くにオスが来るとケンカして追い払う。
体が小さい割に、目で追えないほど活発に高速で方向転換して飛ぶ。


ハッチョウトンボ♀(目立たない色をしています)
メスは、ほとんど出て来ない。メスを撮るシャッターチャンスは1時間いても数回しかない。




飛び回るハッチョウトンボ♂と♀


水面の苔にとまっている♀。産卵直後か?


ハッチョウトンボ♂とオオイトトンボ

 
私は今まで、後ろのトンボが前のトンボの尾をつかんでいると思っていましたが、
そうではなくて
前のトンボの尾の先がクリップ状の爪になっていて、
後ろのトンボの首根っこを挟みつかんでいるのです。新発見!

 
首根っこをつかんでいます。


産卵中。♂と♀では体の色がちがう。


そのうち♀は水没しちゃいましたが大丈夫でしょうか?


産卵中(左下)と飛翔中(右上)


産卵中のアオイトトンボを捕食しようと忍び寄る蜘蛛。
蜘蛛は水面に伝わってくるかすかなトンボの産卵の振動を、その足で感じ取ることができ、
獲物に近付いて行く。足は高感度音響探知器だ。
この直後、あやういところでトンボは難を逃れた。湿原も彼らにとっては平和ではないようだ。

 
他にも数種のトンボを見ることができた。


やっぱり尾をよく見ると相手の首あたりを挟みつかむようになっている


唐花見湿原
今日は、念願のハッチョウトンボに会えて写真撮影に熱中するあまり、
炎天下・無風・高湿度で1時間ちかく居たら自分が「熱中症」になったようで
シャレにもならずお粗末であった。頭痛・めまい・遊歩道がまっすぐ歩けない、
などの症状でヤバイところだった。なんとか自力生還。
以前、御嶽でも三ノ池途中の険しい登山道で写真撮影に夢中になって滑落しそうになった。
写真もほどほどに。


唐花見湿原への道


2014/06/29 再訪
 
ハッチョウトンボ
時期が遅いのか、天候が曇り時々小雨だったからなのか、
湿原で見たのは写真に撮った♂2匹のみ、♀は見つからなかった。

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