このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

スペインの都市 /クエンカ

      

フーカル川とウエカル川により船形に削り取られた断崖絶壁の町。

船上からはみ出しそうな家々は「宙吊りの家」として知られ、
絶壁にしがみつくように貼りついています。

旧市街から眺望する二つの渓谷、
奇岩変岩のクエンカ山脈の景観は大迫力。

若い芸術家たちの好む街で、
スペイン唯一の抽象絵画美術館があることでも知られています。

1996年、旧市街全体が世界文化遺産に登録。

クエンカ主要観光スポット( ★ 〜 ★★★ 印 は作者の個人的評価 )

⑤ウェカル川渓谷
★★★
④旧市街への城門
(聖ペドロ通り) ★
⑥旧市街の小路
③大聖堂
①マヨール広場
★★
旧市街はずれの高台からの眺望。かつては海底の石灰岩層が隆起、後にウェカル川に削られてできた渓谷。渓谷沿いをドライブして山岳部から旧市街に入るコースは絶景が楽しめます。
舟の舳先にあたる旧市街南部は絶壁、緩やかな坂を北に上ると山岳へと続き、それぞれ橋と城砦で防御されていました。細長い旧市街を縦貫するのは聖ペドロ通りで、絵になります。聖ペドロ通りを外れたところは階段や小さな坂道で繋がっており、渓谷の景観が楽しめます。恵みの聖母マリア大聖堂は13世紀ゴシック様式建築、後にルネサンス様式の装飾が追加。各礼拝室の鉄柵、2重の祭壇周歩廊、、プラテレスコ様式の主礼拝堂、トゥリフォリウム(装飾アーケード)などが見もの。入り口は20世紀にに改築されたものです。
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狭い街唯一の広場。大聖堂、市庁舎に囲まれた旧市街の中心。新市街のバス・ターミナルからは徒歩約10分?の距離。国鉄駅からは市内バスが利用可能。
②市庁舎⑦宙吊りの家
★★
 
⑧聖パブロ橋
★★★
⑨パラドール
(旧聖パブロ修道院)
★★
三つのアーチに支えられた市庁舎。スペース節約のため道路を横断して建築されています。周辺にはレストラン、みやげ物店が集中しています(数は豊富ではありません)。旧市街内部からは平凡なバールにしか見えませんが、内部は意外と広く、 抽象絵画美術館 として利用されています。聖パブロ橋からの眺望がベスト。台地上の旧市街から対岸へかけられた橋。絶景とスリルが味わえます。修道院改築の国営ホテル。中庭を囲む食堂、バールは魅力。室内も広くて快適。この修道院からの旧市街夜景はオペラの舞台のようでドラマティックです。

個人旅行の場合のオススメ=クエンカ市内観光コース(所要半日、徒歩にて)

①→マヨール広場
②→市庁舎
③→大聖堂(入場)
④→聖ペドロ通り
⑤→フーカル渓谷展望
⑥→小路(わき道)
⑦→宙吊りの家(入場)
⑧→聖パブロ橋
⑨パラドール


<参考>
 団体パッケージ・ツアーのクエンカ一般的市内観光コース
(所要半日、専用バスと徒歩)
①フーカル渓谷(バスでのドライブで山岳部より旧市街へ向かう)→
②旧市街城門(城砦)→③旧市街小路→④マヨール広場→⑤大聖堂→
⑥市庁舎→⑦宙吊りの家→⑧アルフォンソ八世通り(断崖の高層住宅街)→⑨聖パブロ橋
※番号は地図、写真とは異なっています。
<入場時間>
※2006年12月確認
大聖堂
7月から9月
 月曜から金曜日 10:00-14:00  16:00-19:00
 土曜日 10:00-19:00
 日曜日 10:00-18:30 h
10月から6月
 月曜から日曜日  10:30-13:30  16:00-18:00
 5月6月のみ 土曜日 10:30-14:00  16:00-19:00
          日曜日 10:30-14:00  16:00-18:30

抽象絵画博物館
火曜日から金曜日11:00-14 :00h  16:00-18:00
土曜日  11:00-14:00  16:00-20:00
日祝日  11:00-14:30

<交通>

クエンカ発着路線バス時刻表 (作成中)

国鉄(RENFE)


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<近郊の観光地>

★ シウダ・エンカンターダ


★★ アラルコン

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