このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

スペイン旅行のためのヨーロッパ地形

造山運動・カレドニア期

スカンジナビア半島のフィヨルド, スコットランドの牧草地,イギリスの湖水地方・・・

カレドニア造山運動は古生代中期に西南・東北の方向ヘ大規模に起こった運動ですが、
その大部分は後の地殻運動により痕跡が不明となっています。

現在、この時代の岩盤が残されているのはスコットランドからウェールズならびにスカンジナビア半島の西側にかけてで、
古生代前半までにヨーロッパ西北に生じた地向斜ヘの堆積層が変動(プレートの衝突)をうけ、
地殻の厚みを増大(造山)させ、その後、すぐに侵食され準平原となったものです。
このとき造り出された堆積層が陸成が主体の旧赤色砂岩層です。

そして更に、新生代・第三紀(約7千万年〜1万年前)には隆起し山地化、
新生代・第四紀には氷河により侵食・海進されます。

岩盤の質は花崗岩・結晶片岩の台地に片岩・石灰岩層・砂岩層等がはさまれているものです。

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