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スペイン、今日の気まぐれ一言

2006年9月24日

今日も快晴、青空がひろがっています。
光が彩やかで景色がくっきり浮かびあがって見えます。

スペイン滞在時、知り合いの絵描きさんがさかんに天気、光を気にしていたのを思い出します。
ベラスケスが「ラス・メニーナス」という大作品において、
空気遠近法をという技法を考えだし、絵画史に名を残していますが、
このスペインのすばらしい光、青空があったからこそ達成されえたことと思います。

2006年9月23日

スペインはカトリックの国
納税者の任意で税金の0.52%が教会に割り当てることになっていたとのことですが、
三人に一人しか負担を希望せず、不足分は政府が補助してきたようです。

このたび、この補助を打ち切り、
希望納税者の割当額を0.70%に引き上げるよう決定したとの報道がありました。

若い人の宗教離れが加速しているようなので、
負担希望者がさらに減少し、教会維持がますます困難になるかもしれません。

われわれが教会見学するおり、
できるだけ有料の宝物室や博物館を入場するようにすれば、
資金問題解消にわずかでも貢献できるのではないかと思います。

とは言っても、無信仰の人間が宝物室で聖体顕示台を見学して、
どれほどの感動がえられるのか、悩ましいところです。


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