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スペイン、今日の気まぐれ一言

2006年10月5日(木曜日)

今日は汚職についてです。
TVEニュースでは、業務の透明性に比例して汚職が少なくなり、
スペインは比較的良い状態であると報じていました。

それでも都市開発、商工業の許認可権を有する役所の担当者が誘惑に負けてしまうことが多いようです。
カトリックの教えが浸透しているスペインですが、
金の絡む世界には高邁な隣人愛や正義は曲がった形でしか及ばないということでしょう。
聖書の「金持ちが天国に入るのはらくだが針の穴を通るより難しい」言葉が重く感じられます。

金の大好きなアメリカ人は透明性を高めて汚職、悪事に打ち勝とうとして懸命ですが、
いくら監視を強めても元の考えを変えない限り無駄なことで、
監視をくぐりける悪知恵に長けたエリートたちがいくらでも輩出しているではありませんか。
彼らにとってグローバリズムという言葉は「打ち出の小槌」で、
アメリカ国内では稼ぎきれなくなったので、世界中に怒涛のように進出しているように見えます。

これを止めようとしているのがEUですが、わが日本はどうなんでしょう。


2006年10月4日(水曜日)

スペイン北西ガリシア地方はもうすでに雨が多くなる季節。
大西洋メキシコ暖流の暖かい海風を受け、霧雨の日が多くなります。

夏期だけは強い大陸気団のもとで晴天が続き、
海風がほどよく、フライパンのように熱したイベリア半島を冷やしてくれます。

スペイン北西には、
この涼風とリアス海岸の美しい景色、新鮮な海鮮料理をもとめて避暑客が集まり、
サンティアゴ聖地には巡礼者が多数訪問する地方でもあります。

その中心地のひとつラ・コルーニャが
洪水にあっている様子がTVニュースで報じられていました。
雨季にはいったとはいえ、
霧雨の地方なので洪水はないと思っていたのに・・・。


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