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スペイン、今日の気まぐれ一言

2006年10月23日(月曜日)

昨日につづき、今日もスペインの天気について。

マドリッド滞在時の休日、郊外の友人宅をよく訪問しましたが、
最初の日の列車待ちの田舎駅での体験が鮮烈でした。

人気のないプラットホームの周囲は、
はるか遠くにグレドス山脈が遠望できるだけ、
雪景色もなく花も咲いていない時期でした。

にもかかわらず、心が洗われるような爽快さを感じたのはなぜなのか、
スペイン滞在が長くなるにつれ気づくようになったのは
空気の透明感によるものだということです。

スペイン人が休日には
新鮮な空気を吸いに行く (Tomar el aire freco)という表現をしますが、
乾燥した空気は汗をべとつかせず肌に心地よいことはもちろん、
空を真っ青に見せ、花の色はより鮮やかで、遠くの山はくっきり浮かび上がります。

青い空という表現で象徴される状態です。


2006年10月22日(日曜日)

スペインの天気がくずれてきたよう。

夏はアフリカ気団が支配的で晴天日がつづき、
冬になると、この気団が後退、代わり大西洋気団が入り込んできます。

10月末から11月にかけては気候の変わり目、
地方によって異なりますが、
スペイン中央のメセタ高原地方、南のアンダルシア地方は
不安定な天気が続きます。

青空はどんよりした雲に覆われ、
太陽の国という印象は薄れてしまいます。

そろそろ小さな町のテラスより
大都会のバールの方が心地よくなってくる季節です。



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