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スペイン、今日の気まぐれ一言

2006年年12月2日(土曜日)

スペインでも4年後にはテレビ放送がデジタルに移行。
現在は20チャンネルのうち4チャンネルがデジタル化されているとのこと。

放送を受信するにはデコーダーが必要で、価格は50ユーロで済みます。
それでもなかなか普及しないそうです。

どこかの国では受信に必要な地上デジタル・チューナーが非常に高額で、
一般的には10数万円もする大型テレビを買ってしまうよう。
国策の経済成長には大きく寄与することでしょう。

しかし、最低レベルの時給で働いているパート労働者や
国民年金しか生活の糧のないお年寄りにはどうしろと言うのでしょうか。

2006年年12月1日(金曜日)

スペインの2005年度(?)平均世帯収入が発表、
月収で1800ユーロで約25万円、
年収換算だと22,418ユーロで約310万円、
前年より4%上昇とのことです。

老人世帯、母子家庭が低所得に悩んでいるようですが、
同じ貧困でも日本のそれとは若干ことなるかも知れません。

スペインの場合はセーフティ・ネットがしっかりしており、
食料、住宅、衣類などの生活必需品に関しては
政策的に価格が抑えられています。

低所得者でもある程度の文化生活は維持できるようで、
少なくとも、ワーキング・プアーなどという
恥ずべき現象はないものと、
希望的に観測します。


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