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スペイン、今日の気まぐれ一言

2006年年12月8日(金曜日)

6日の憲法記念日から始まった連休はプエンテ(橋)と呼ばれますが、
連休最後の天気は大荒れ模様との予想。

海抜800メートル以上の地では雪にも注意とのこと。

ただでさえ、連休には必ずといっていいほど交通事故が多発するスペインです。
いたるところで峠越えをしなければならないスペインの道路は
積雪すると非常に危険。

当局(Proteccion Civil)は11の自治州に警報を発していますが、
特にピレネー山麓にあり、大西洋にも近いナバーラ 地方は要注意とのこと。

サンティアゴ巡礼コースのうち最も歩きやすく、景色の美しい地方ですが、
冬場はくれぐれも天気に気をつけてください。


2006年年12月7日(木曜日)

12月6日はスペイン憲法記念日、新憲法発布後28年が経過しました。
国会記念式典で下院議長が異例とのことですが、
エタ(バスク祖国と自由)との和平フロセスの重要性を訴えたそうです。

与党の社会民主党の宥和政策にたいして、
野党国民党は従来より強硬姿勢を貫いておるので、
何とか国民に理解を得ようとしたもののよう。

一方、エタメンバーはピレネーを越えた南フランスの小さな村に潜入、
武器、爆弾を整備している様もよく報道されています。

政府も国民も、対テロを盛んに訴えてはいますが、
いつまでも問題は解決せず、ずるずる尾を引いている印象を受けます。

それぞれの担当者がバカンスを返上して真剣に仕事をすれば、
もっと何とかなっていたのではないかと
無責任にいつも思っております。

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