このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
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私の他愛ない夢の1つに、花時計を作ってみたいという思いがあります。 「花時計」というと、植物園や遊園地などで見かける、時計仕掛けを備えた 円い花壇を思い浮かべると思いますが、私はこのような園芸上の花時計とは別に、花の開閉という植物自体の生理、生態に基づいて考案された 植物学上の花時計、“リンネの花時計”と呼ばれるものの、会津版が出来たらいいな、私自身も見てみたいなと思っているのです。
250年前、スウェーデンの自然科学者カール・リンネは、種々の花の開閉時刻を観察し、 午前6時から12時まで順に咲き、午後0時から6時まで順に閉じる様子を 1時間ごとに配置して、「ホロロジウム・フローラ(花時計)」《写真:左》として発表しました。
花の開閉運動は、花弁の内面と外面にある表皮の成長の速度の差により起こるそうです。 内面が外面より大きく伸びるとき花は開き、その逆の時花は閉じます。
光の強さの変化が刺激となる花と、温度の変化が刺激となる花があるそうですが、 “リンネの花時計”は、光の強さの変化に反応するものが、多く選ばれていると言われています。
今から数年前あるテレビ番組で、このような植物学上の花時計の観察と実験をして、何とか成功した例を 見たことがありました。暫くメモを持っていたのですが、引越しの時「花時計なんて、作ることもないだろうなぁ」と思い、捨ててしまったのです。 大変残念な事をしてしまいました。悔やまれます。
いつの日か雪国会津で育つ花によって、花時計を構成し咲かせてみたい。
これが私の他愛ない{花時計の夢」です。
夢は持ち続ければ、いつか必ず叶うと信じて・・・!!
叶わなくても、諦めなければ近づけると信じて・・・!!
10年後を夢見て、今日も“欲張りな庭造り”に頑張ります。
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