このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 
声をだして読む会話博多弁共通語意  味
お前あいっちょも "わかっとらん" ねえ、親が死のうてしよるとぜぇ

わかっとらん

分かっていない

"らん"は否定

うちの社長は "わからんちん" たい、従業員のこたあなーも考ちゃーくれん

わからんちん

わからずや

分らんは分かるが? "ちん"はなんだ

そらあもう二次会で "わきあがって" クサ、どげんして帰ったか憶えとらんと
自分ばっかり"
わきあがって" どげんするや、回りのことも考えな

わきあがる

はめを外すのぼせる

盛り上がりすぎ、興奮状態

かろのうろん屋のかろい、"わくろう" のつくぼうどった(角のうどん屋の角にがまが座っていた)

わくろうがま

"わくどう"はヒキガエルのこと、"ど" が "ろ"になまるのは博多弁なら当たり前

もういっぺん はなからちゃーんと話てんやい、云いようことの "わけくちゃわからん"

わけくちゃわからん

訳が分からない

"わけ"は訳、"くち"は口、口にしている言葉や内容が分らないとなる

あの人クサ憎たらしかあ、私が嫌がるとい "わざごと" しんしゃあとよ

わざごとわざと"わざとのごと"を縮めた
このくそ暑かとい "わしわし" の鳴いたら なお暑うなるわしわしせみ大型のせみ、鳴き声から

おまえがいたらーんことするもんやケン、あの話はとうとう "わやいなった" タイ

わやいなるだめになる

"わや"は古語で道理の通らない、無理なこと

こげーん "わやくちゃ" いされてしもうて この尻ぁどこい持っていけばよかとや

わやくちゃ目茶苦茶

駄目なことが重なって"ぐちゃぐちゃ"になる

"わらかし" やんな、自分がしたことやろうもん おれが知るもんかいわらかす笑わせる笑わかすを詰めたらこうなる

子供ん頃あ 電車ぃ釘轢かしたりして たいがい "わるそう" もしたバッテン 女ん子だきゃあ泣かせんやった

わるそう

いたずら坊主、腕白小僧

古語わるさから、いたずらはしてもイジメなどはしなかった

そーっと持っていっちゃんしゃいよ "われもん" の入っとうとやけんね

われもん陶器

割れる物=陶器類、直截的で分りやすい

博多弁目次へ 待合室へ

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください