くじゅう・長者原 |
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| 場所・大分県九重町
長者原は牧の戸峠と並んで、くじゅうの登山基地として長か歴史がある。
くじゅうは1700m級の山が連山ばなしとって、いつも訪れる登山者が絶えん。
(湧蓋山) |
| くじゅう火山の歴史は阿蘇に次に古うて、15万年も前から何回もの大噴火ば繰り返してきとる。
それが今の連山ば作っとるとタイ。
今は静かバッテン、いまでも死火山じゃなかと。
(泉水山) |
| 三俣山はくじゅうの看板のごと目につく場所にある。
その手前の、指山(さしやま)は三俣山の腹から生まれてきたていう珍しい寄生火山ていう。
くじゅうの玄関口にあたる長者原は、ススキと紅葉が毎年素晴らしか。
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| 神功皇后が三韓遠征の時、浅井藤彦(とうげん)ていう武将が、満珠・干珠(ていう魔法の玉 ? )で潮の干満ば操り、戦勝に功績があったケン、ここの土地ばもろうて入植したていう。
それから代々にわたって開拓ば続け、初めは千町無田てまでいわれたこの一帯ば、17代長治の時には、前千町後千町ていわれるほどの美田に変えていった。
(奥郷川にかかる泉水橋から、 奥に硫黄山と星生山) |
| 欽明天皇の時には、行方が分からんごとなった皇子ば見つけたことで、この藤彦は朝日長者の名まで貰うて権勢ば誇っとった。
あんまりのぼせ上がって、奢り高ぶった朝日長者は、やがて没落していくとバッテン、その長者が住んどった場所やケン、ここば長者原ていうと。
温泉ホテルも集中してある。
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| 福岡から大分自動車道ば九重ICで降りる。
取り付け道路から210号線に突き当たったら左折して700m、豊後中村の「野上」信号ば右折して、九酔渓ば登って行くとバッテン、道が狭うてカーブが多か。
取り付け道路から国道210号線ば逆に右折して次の信号ば左折。橋ば渡って九重町役場の下で右カーブ
次の二つの信号で左折ば繰り返せば、四季彩ロードに乗ることがでける。
あとは標識にガイドされて長者原まで約20km。距離は長いけど走りやすかし、冬でも凍結しにくい。
長者原は阿蘇一宮と別府ば結ぶ旧やまなみハイウエー(いまは県道11号線)の中間点でもある。
左の地図では九酔渓は通れんてなっとるバッテン、いまは仮復旧して片側通行がでける。 |
取材日 2006.11.13/2007.09.19/2008.09.04/2009.02.07 | |
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