このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

福岡シティループバス・ぐりーん
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場所・福岡市内

 西鉄では、100周年記念事業の一環として2008年9月22日から、福岡市内の主要観光地ば、1周70分〜80分で回る「福岡シティループバス・ぐりーん」いうとばば始めなった。

 出発は博多駅交通センターで、
 運行時間は平日が9:00〜16:30
 土日祝が9:00〜16:40

 運行間隔は平日が30分間隔で16便
 土日祝が20分間隔で24便てなっとる。

 どこばどげん回るかていうと

 博多駅交通センター
 キャナルシティ博多前
 櫛田神社・博多町家ふるさと館前
 博多五町・ホテルオークラ前
 天神四丁目・赤煉瓦文化館前 (都市高速)
 福岡タワー南口
 

 シーホークホテル・ヤフードーム入口
 唐人町 ?? 西公園・大濠公園前
 平和台鴻臚館前・福岡城址
 西鉄グランドホテル前
 天神コア前
 柳橋連合市場前
 住吉神社前
 博多駅交通センター

 詳しゅうは下の地図ば見ちゃんしゃい。

 ぐりーんが停まる駅には、緑色した停留所の看板(標柱ていうとゲナ)が新らしゅう立った。

 ご丁寧に韓国語まで書いてある。

 1回の乗り賃は、 大人250円、小児130円で現金しかダメ。

 一周乗っとってもよかバッテン、いっぺん降りたら、そこから先はダメ。

 大人700円・小児350円の(ぐりーんパス)ば買うとけば、1日フリーで乗ったり降りたり自由にでける。

 ぐりーんパス、SUNQパス以外の乗車券では乗られん。

 天神からは都市高速に乗って、荒津大橋ば越えていく。

 荒津大橋(あらつおおはし)は、 博多漁港の入口に架かっとる。1988年10月に開通した全長345mで、路盤の高さ39mの斜張橋。

 1989年には第3回福岡都市景観賞ば受賞した海の看板で、駅長はベイブリッジて云いよる。

 
ぐりーんの路線でいちばん眺めの良か所タイ。

 使うとるバス4台は新車で、工業デザイナーの水戸岡鋭治いう人にデザインば頼んだとゲナ。

 外装は
ぐりーんバスやケン、もちろん緑色が基調になっとる。

 内装は床もシートもつり革も木にこだわっとんなって、これまでのバスにはなかった遊び心が見える。

 背もたれも木ででけとるケン「ちょっと堅かかなぁ」ていう感じ。短時間やケンよかバッテン、長う乗っとったら疲れそう。

 福岡タワーが見えてきたら、もう百道ランプで一般道路に下りる。

「運転手さんもし、もちょっとこのまま走ってつかあさい」ていいたかごとアッケナカ。

 福岡タワー南口で一息入れたら、帰りは明治通りば天神で右折して、渡辺通りさい帰ってくる。

 なお、この事業は、ビジターズ・インダストリー推進協議会と、福岡市、財団法人福岡観光コンベンションビューローの支援と協力があっとるげなが、西鉄は相当の投資やったろう。

 新しもん好きの駅長が乗ったときは、ウイークデイじゃあったバッテン、乗ってくる人はチラホラで、動かして貰うとの気の毒っかごたった。

 250円で約1時間、バスの窓からキョロキョロ見ただけで「福岡ば見てきた」ていうとにはよか。

 韓国やら中国の人にもうんと乗って貰うてクサ、空気運搬車にならんごと、頑張ってつかぁさいや。

 
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 1000円高速にやられた西鉄では、2009年10月の路線見直しで、ぐりーんば早くも減便するていいよんなる。乗るなら早う乗っとかな、無うなるかも知れんバイ。 

取材日 2008.10.25
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