このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

コスモス街道
「秋」の目次へ 観光案内所へ

場所・久留米市北野町

 昭和47年、北野町の住民のひとりが、娘の誕生記念にと、陣屋川土手10mあまりにコスモスば植えた。

 娘がコスモスのように可憐に育ってほしかとの思いがあった。

 年ば経るごとに、栽培の距離が伸びていって、昭和53年にはとうとう600mになった。

 それからはボランティアの参加もあって、昭和59年には2.7kmのコスモスの道となった。

 町も「コスモスパーク北野」ば作ったりして、10mから始まった土手の道は、娘も育ったがコスモスも育って、「コスモス街道」と呼ばれるほど有名になった。  

 現在では総延長4km。
 10月上旬に行われるコスモスフェスティバルも20回ば重ねる。

 夜の街道はライトアッブもされるごとなった。

 10月中旬には北野天満宮のおくんち、県指定民族文化財の「御神幸行列」もある。

 北野天満宮は、後冷泉天皇の勅命にで天喜二年(1054)に創建され、京都北野天満宮から菅原道真の分霊ば移して祀っとる。

街道沿線のコスモスは、いまでも地域の人たちによって、大切に育て守られとる」ていいたかバッテン、久留米市に合併してからは、郷土愛が薄れたとかしばらくほったらかされとった。

 バッテン、最近はまた地域の人たちが立ち上がって手入れしよんなるケン、また美しか街道ば取り戻すやろう。

 北野町へは九州高速道ば小郡ICで降りて、県道53号線ば真っ直ぐに、突き当たるまで約6km南下すればよか。

 突き当たった信号ば右折して、次の信号左折で、北野天満宮の前ば通りコスモス街道に出る。

 土手ば右に走って陣屋川ば渡れば、広い駐車場がある。

 九州道ば久留米ICで降りても約5kmと近か。

 
注意・満開時に車で街道ば走ると、カーブが多くコスモスで見通しが悪かケン、絶対徐行。  

取材日 2005.10.06
「秋」の目次へ 観光案内所へ

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください