このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

うぶやま山野草園
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場所・熊本県産山村 田尻

 谷川ひとつで、隣はヒゴタイ公園。ヒゴタイ公園は丘にあるバッテン、こっちは谷間にある。

 そやケン、野草の宝庫。
 700種以上。

 親父さんも「もう数えられんぐらいある」てお手上げの様子。

 訪ねて来た人は、自由に園内の野草を見て回ることがでける。

 何処でも勝手に入ってかまわんていう自由さがよか。

 頼まんれんでも、咲いとる花の説明しながら案内ばしてくれる。

 食事も出来る。
 山菜定食が近くで採れた山菜のテンプラ山盛りで、若っかもんでも満腹満足。

 わざわざ信州から取り寄せるていうそばも旨か。

 始めてもうかれこれ10年になるていう。

 最近。親父さん手作りのベランダが小川の上に完成した。

 天気がよければ阿蘇の根子岳が真正面に見える。

 谷川の風に吹かれながら、一杯のコーヒー。空気が旨かケン、さらに旨か。

 教えて貰わな分からんごたるところに、ひっそりと咲いとるシラヒゲソウ。

 サギソウはラン科バッテン、シラヒゲソウはユキノシタ科ゲナ。

 花の「氏・素性」はややこしかバッテン、ここの親父さんはメチャ詳しか。

 来た人たちは、育て方ば教えて貰うて、気に入った花の苗ば一鉢二鉢て買うて帰る。

 狸のイメージがあるケン、タヌキマメ。マメ科ゲナ。

 あんまり小そうて、指でさされな
気がつかん。

 イワタバコ・ヒヨドリソウ・ヒオウギ・ギボウシ・ホタルブクロなど夏草が終わり、やがて秋の草花が咲き出してくる。

 紅葉の時がまたよか。
 そして入場料タダていうとがいちばんよか。

 羽の大きさが2cmぐらいの、ちっちゃかサギソウ。



 こっからあとは、教えて貰うた花の名前だけで、いらんことは書かんケン、静かに楽しんでつかあさい。

 ヒオウギ(檜扇・アヤメ科)
 ヒゴタイ(肥後躰・キク科)

 ヤツシロソウ
   (八代草・キキョウ科)

 シオン(紫苑・キク科)

 シラサギカヤツリ
  (白鷺蚊帳釣り
     カヤツリグサ科)

 オタカラコウ
  (雄タカラコウ・キク科)

 ノヒメユリ(野姫百合・ユリ科)


 ほったらかしの(野草はほっとくほうがよかとゲナ)園内には季節毎の花がいつ行っても咲いとる。

 4月から11月いっぱいはいつでもタダやケン、どうぞ、どうぞ。

 やまなみハイウエイ(現在は県道11号線) 瀬の本の交差点から阿蘇方向へ南下。
 1.5kmで大きなヒゴタイ公園の案内板から左折。

 
すぐにまた左折(ここに標識が小さかケン、見落として直進しやすか)。

 あとは一本道。ヒゴタイ公園の案内標識に従って約4km。

 竹の畑牧場の厩舎ば過ぎて、三差路ばくじゅうのほうへ左折。
 (ここに山野草園の新か看板が出とる)

 谷へ下ると山野草園のゲートが見える。



取材2005.8.13〜2009.8.18
取材日 2005.08.25/2005.11.07/2006.04.28/2006.09.282009.08.18/2009.08.24
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