岳切渓谷 |
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| 場所・大分県宇佐市
院内町大字別当
岳切渓谷。「たけきり」じゃのうて「たっきり」て読む。
なんで「岳切」なのかは分からんバッテン、渓谷やケン、山(岳)が切り裂かれたとこ、ていう意味かも知れん。。
耶馬日田英彦山国定公園の中に含まれとって、院内町が管理しとる。
「売り」は、延長2kmにもおよぶ一枚岩の河床やろう。
岩床の上ば、綾型に清流が流れとって、夏は子供連れの避暑地として人気があるていう。。 |
| 水流は10cm程度で、丁度くるぶしまでぐらいの深さしかなかケン、河床ば子供でも歩ける。
だけん、川の中で子供ば遊ばせとって、親も心配せんでゆっくり遊んどってよか。
「水流遊歩道」て云うとゲナが、こげなとは全国でも珍しからしか。 |
| 渓谷両岸は、奇岩・巨岩やコバノミツバツツジ、ツクシシャクナゲなどが多く、雰囲気ば一層引き立てとる。
カエデやイロハモミジなどの広葉樹が多くて、秋には紅葉が美しか。
管理棟の近くには、豊の国の名水15選に選ばれた水も湧き出しとる。
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| 川のそばには遊歩道が、ずーと2キロも続いとって、いちばん下流には落差27mの「大飛の滝」がある。
この遊歩道は滝の上が終点で、滝ば上からチラッと覗いたら引き返さないかん。
物好きな駅長は、裸足で河床に入ってクサ、水ばバシャバシャ跳ね飛ばしながら、2kmの渓谷ばズーッと歩いて遡ってみた。
滑りにくい、優しい足触りの岩盤で、ちょっと足がふやけたけど気持ちよかったあーっ。
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| 岳切渓谷に発した温見川は、院内町の分寺橋・富士見橋・御沓橋ばくぐって、恵良川となる。
さらに津房川ば併せて、宇佐市の駅館川となり周防灘にそそいどる。 |
| キャンプ場が整備されとって、地元の岳切地区婦人会あたりが清掃に力ば入れとるごたって、きれいにしとる。
夏だけの営業でバンガローの貸し出しもあるバッテン、フリーのテントサイトなどはなか。
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| 自然林と水音に包まれて、食べる弁当の旨かこと。たまらんねぇ。
春から夏は、緑のトンネル。秋は紅葉に映える水のトンネル、こげなとこで森林浴ばしよったら、命の洗濯になって長生きすること請け合いタイ。
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| 駐車場が第1から第4駐車場まである。・・・ということは、夏場は相当の人が押しかける人気の避暑スポットなんやろう。
駐車料金ば300円がいる。
ただし、何時間とか細かいことは云わん。2・3泊のキャンプしとっても1回300円タイ。 |
| 岳切渓谷から南西に車で5分も走れば、山の稜線に突如として、奇妙な岩が見えてくる。
地元の人も知っとる人が少なかていう不動岩で、直下まで車が入る。
岩の回りはキレイに整備してあって、仏が祀られとる。しかも岩の下部は、セメントで補強された跡がある。
不動岩とはいいよるバッテン、駅長には烏天狗のように見えた。 |
| 大分自動車道ば玖珠ICで降りて右折すれば、宇佐市へ北上する国道387。
14kmで右に西椎屋の滝看板ば見て、さらに1.5kmで岳切渓谷キャンプ場の案内板で左折。2kmで到着。
宇佐市からなら、国道387ば南下。院内町ば過ぎて和田平トンネルば抜けたら右折になる。
深耶馬渓からなら、一目八景の手前で県道27へ左折。
折戸温泉、岩屋経由約10kmの案内板で右折すれば、あと1kmで着く。 |
取材日 2006.10.29/2006.11.13 | |
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