山中渓谷 |
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| 場所・福岡県八女郡
黒木町大字木屋字山中
重箱岩で有名な山中渓谷。地元では「もみじ谷」ていう。
重箱岩のあるお陰で、くずされんでここの自然が残ったていう。
紫陽花の時期もよかバッテン、紅葉が素晴らしか。 |
| 渓流にある紅葉した木ば、道路が観覧席のごとなっとって、300mほどの遊歩道ば歩きながら、よーか高さと角度で見ることが出来る。 |
| 木段ば降りたら、渓流に木の橋がかかっとって、橋の上に落ちた紅葉の絨毯が敷かっとって最高タイ。
石段・岩・渓流・橋・小さか滝て、ここの舞台がけ(洒落て云えばシッチュエーション)がとてもよか。
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| 岩にももみじが散っとって、上下左右どっち向いても絵になっとる。
あんまり動き回らんでも、立ったところでぐるっと360度回れば、10枚20枚の写真が撮れる。 |
| タイミングがよかったら、人にまだ踏まれとらん、橋の落ち葉が見られる。
駅長が行った日は、あいにくの天気で着いた途端に、雷と土砂降りの雨になってしもうた。
ずぶ濡れの「しろしか(この博多弁は言葉では説明できん)」見物にはなったバッテン、豪雨のお陰で人がおらんで、貸し切り状態やった。
雨に叩かれた濡れ落ち葉が、こげーん美しかもんとは思わんやった。 |
| 雨のために色の鮮やかさはなかもんの、雨でなからな味わえん景色が広がっとった。
なんでも考えようで、天気なら天気でよか。雨なら雨でよか。て考えるとも大事なこっちゃろう。 |
| 紅葉の反対側にある重箱岩は、溶岩が冷えて出来た「柱状節理」ていうとげなバッテン、ほんなこと、ここんとはおせち料理の重箱のごと積み重さなっとお。
270万年も前に出来たもんらしか。
高千穂峡んとは、縦に柱のごと立っとるバッテン、ここんとは、岩柱に水平の裂け目ができて、長い年月の間に浸食されてクサ、硬か安山岩だけが、積み上げたごと残ったとゲナ。
黒木町は平成元年に、町の天然記念物に指定して、この辺りば整備しなった。 |
| 福岡から九州高速道を八女ICで降り、R442で黒木町に入る。町外れにある「黒木の大藤」をくぐつたら、つぎの信号をグリーンピア八女へと右折
グリーンピアのゲートを入ってすぐに左折し、温泉館の前を通り抜ける。そのまま狭い道を下っていくと、三叉路があるから左折、さらに1kmも下ればカーブの右手に駐車場がある。
帰りは渓谷沿いのこの道を下っていくと、R442の木屋橋に出る。
逆に往路を、木屋橋から左折して、川沿いに登ってもよかバッテン、初めてでは木屋橋が分かりにっかろう。 |
取材日 2006.11.11/2008.11.04 | |
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