このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
径間日本一と二の橋が、山懐でランデブー 「大分県」の目次へ | |
Aランク近代土木遺産 | |
いまは豊後大野市てなっとるバッテン、旧清川村の山ん中に、わずか80m離れて日本で一番と二番の石橋が並んどる。 | |
上・轟橋から見た出合橋。 これまで日本一長いスパン(径間てもいう。アーチの両端ば結ぶ直線距離)の橋は、熊本の砥用町(ここもいまは合併して美里町になった)にある霊台橋ていわれとった。霊台橋は径間が28.4m。 これまで一番やった美里町の霊台橋。三番になったバッテン、歳は一番お兄さん。 それはともかくとして、昭和9年(1934)完成の轟橋は高さでも日本一で27m。もともとは竹田営林署が長谷川林道(森林鉄道)の鉄道橋として架けたもんやったバッテン、現在は左右知(そうち)と平石ば結ぶ町道として使用されとる。 それにしても、この二つの橋、主要道路から遠く離れとるとはいうもんの、だあーれも来んし、その存在すら知らん人が多か。こげな遺産のあるとやケン、長崎県のごと大分県もまあーだしっかり宣伝せなつまらんバイ。 | |
場所・豊後大野市清川町左右知。竹田から三重へ向かって国道502号線を約12kmで右に「道の駅きよかわ」その直前の「砂田交差点」信号ば右折して県道45号線に入る。約2kmの清川中学校を細い道へ直進して500mで左折。県道410号線を合川郵便局前通過して南下する。局から3kmで左に案内板があるけん左折。 取材日 2008.09.04 | |
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