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明治に生まれた日本5大灯台のひとつ 「福岡県」の目次へ |
Aランク保存灯台 |
一日中混雑しとる関門海峡の入り口ば守っとる「部崎灯台」 |
部埼灯台(へさきとうだい)は、北九州市門司区の関門海峡に突きだした企救半島(きくはんとう)の北東端、瀬戸内海の周防灘に面した小高い丘の上に立つ石造の大型灯台。 青い空に映える重厚な白御影石造りの灯塔やフランスから輸入した回転式レンズが当時のままで美しか。 建物の構造 白色 塔形 石造(花崗岩) 灯火の高さ 39.1 m レンズは 第3等小型フレネル式 毎15秒に1閃光 実効光度 180,000cd 光の到達距離 17海里(約32km) この男、豊後国伊美村出身で、もとは指物師やったとバッテン、17才の時に相撲で誤って相手の友人ば死なせてしもうた。その影響で仏門に入ったていわれとる。 それで辺埼山にちゃんとした火焚場ば作り始めたとバッテン、完成間近の嘉永3年(1850)に清虚は死んでしもうた。 部埼灯台の足元の海岸に大きな白い坊んさんの像がある。 僧「清虚の像」で地元門司港の河上氏により 彫刻されたもんゲナ。 さあ清虚ちゃなんや? 部埼灯台下の海岸に松明ばかざした高さ18mにおよぶ清虚の立像が、昭和47年(1972) 有志によって建立されその功績ばいまに讃えとる。 ここば建てた日本の灯台の父、リチャード・ブラントンは、僧清虚の話ば聴いてどう感じたやろうか。部埼灯台の設置場所が清虚の火焚場の近くになったことは偶然だとは思われん。 清虚 (せいきょ) |
場所・福岡県北九州市門司区大字田野浦。福岡ICから九州自動車道ば門司ICまで68km。46分。1,980円。下りたら県道72号線ば北へ約3km。白野江郵便局の前で右折して海岸沿いに2.5kmで突き当たりに駐車場がある。 取材日 2008.10.13 |
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