このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
長崎に入る主要道路の入口やった 「長崎県」の目次へ |
国の有形文化財 |
心霊スポットのトンネルやけん、夜に走るとは気持ちが悪かった。 |
もともと日見峠は、急な坂の続く難所やったケン、明治15年(1882)8月に人力車やら荷車ば対象にした日見新道が完成したとバッテン、大正期に入ると道路ば使う交通手段として、自動車が普及するようになったもんやケン、従来の日見新道では対応できんごとなってきた。 諫早に居った頃の駅長は、長崎に支店があったもんやケン、仕事の関係でこの道とこのトンネルは何十回も行き来しとる。昼の間はよかバッテン、夜遅うここば通るとはイヤやった。 旧の日見トンネル(ひみトンネル)は、長崎県長崎市にある日見峠(ひみとうげ)のテッペンにあるトンネル。以前は国道34号線(長崎街道)ば経由して長崎市街地に入る要衝で「西の箱根」て呼ばれとった。開通したとは、大正15年(1926)4月、国道の峠越えトンネルとして、交通量も多かった。 |
こげな俳句が刻まれた句碑が、日見トンネルの東側出口近くの斜面にある。詠んだとは、江戸中期の俳人で長崎出身の向井去来(むかいきょらい・1651-1704)。 君が手も まじるなるべし 花薄(すすき) |
場所・長崎県長崎市芒塚町 太宰府ICから九州自動車道・長崎自動車道ば最後近くの「長崎芒塚IC」まで走る。133km。1時間半。ETC3,480円。料金所ば出たら右にぐるっと回って高速の下ばくぐって、県道116号線へ左折すれば、もう旧トンネルが見えとる。 取材日 2008.2.19 |
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