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聖武天皇の命令ででけた全国国分寺のひとつ 「福岡県」の目次へ |
県指定有形文化財 |
「豊前国分寺の三重塔」 |
豊前国分寺跡(ぶぜんこくぶんじあと)は、福岡県京都郡みやこ町にある寺院跡。 この豊前国分寺もその一つで、756年(天平勝宝8年)頃までに完成したものと考えられとる。当時、国分寺は国府と共にその地域で最大の建築物であり、豊前国分寺も、地域の中心、九州東北部の中心ば担うとった。 天正年間に大友宗麟の兵火で焼失したとバッテン、江戸時代の元禄年間にほぼ復興。 ←東九州自動車道の「今川」ICで下りて地図通りにたどっていけば間違いない。 ←建立当時の境内配置図。 ↑ 「豊前国分寺」の入り口。 境内で一際目立つ三重塔は、明治になってから住職宮本考梁師の発願で、明治21年(1888)に着工し8年掛かりで完成した。 本瓦葺で相輪は竜車がなく、宝珠が大きい。屋根瓦は境内から出土した天平時代の大宰府系瓦ば使用しとる。塔は層塔と多宝塔の折衷様式ば持っとる。 豊前国分寺周辺は史跡公園になっとって、梅の木がたくさん植えてある公園やら休憩所、多くの石碑、復元された講堂基壇跡(上の写真)などがある。 |
場所・福岡県京都郡みやこ町国分279番地。福岡ICから九州自動車道ば51km。北九州JCTで東九州自動車道へ右折19kmの今川スマートで下りる。ETC2,050円。下りたら200mで右折、今川沿いに1kmの「清地大橋」信号で県道58号線へ左折、川と一緒にヘイチクの線路ば跨ぐ。川渡ったら1kmで「みやこ町八景山」信号場右折。600mで「錦町」信号ば通り越し400mの標識なし信号で左折したら、400mで左にある。 取材日 2008.6.13 |
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