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福岡県の近代化遺産 | |
浮クレーン船いうたらなんかいな。 | 今年(2008)開港100年になる大牟田市の三池港の南側バースに、小さな浮クレーン船が停泊しとる。船の名前が「大金剛丸」て聞けば、どけん大きか船やろかて誰でもが想像する。バッテン実際は、名前ば裏切って「こまーんちょか」クレーン船タイ。 |
さあ、この「大金剛丸」やが、老朽化のために次回の法定検査に合格でけんごたるいうことが分かって、蒸気式としては今秋以降の使用が困難になったゲナ。 三池港では三池式快速石炭船積3号機も平成16年の秋に解体してしもうとるし、いっぺん壊してしまえばもう元には戻らんとやケン、明治の近代化産業遺産として、また大牟田の記念碑としても、なんとか残しといてもらいたかもんバイ。 クレーンが凄か。石炭ば焚いて蒸気ボイラーで駆動する。 左・明治のままの上屋(運転室)は木造で可愛らしか。 ダンクロ ローダー 右・これが在りし日のダンクロローダー (三池式快速石炭船積機) 右に石炭専用線のホッパーがあった。船を岸壁につけ、いま吊り上げとるコンベアーの先端ば船倉に向け突き出して、流れるように積み込んでいった。 | |
場所・大牟田市新港町。大牟田駅前から国道208号線ば1.6km南下。「八江町」の信号で右折。三川橋ばわたって「三川町1丁目」「三池港入口」信号直進。約400mで三池内港が見えたら左折して岸壁を500mで、港発電所へ右折。100mでもう一度右折して300mの三池閘門カーブ右手に繋がれとる。上の図参照。 取材日 2008.04.15 | |
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