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なんちゅうたっちゃ石造りの山門がよか 「大分県」の目次へ | |
豊後大野市指定文化財 | |
豊後大野市の犬飼から、国道326号線ばすこうし南下したところに白鹿山(はくろうさん)ていう266.6mの山がある。 白鹿のことが記録にあらわれるとは「日本後紀」の巻十に「延暦21年(802)8月、豊後の国より白鹿を献ずるものあり、獲りしものに稲五百束を賜う」て出てくる。 | 長崎やったら、これだけでもおおぎょうに宣伝して人ば呼ぶやろうバッテン、大分は素朴いうか地味ていうか、控えめいうか、自然のままで知る人も少なか。 |
妙覚寺の創立はハッキリ分からんバッテン、寺の再興は宝暦年間(1751〜63)で文丕黙(もんひ もく)禅師がしなったらしか。 「鐘ヶ渕」伝説 詩の右肩に「賜紫衣」て書かれとるケン、宮中から僧侶の最高の栄誉である紫の衣ば貰いなったっちゃろう。この墨蹟の掛け軸は、犬飼町柴北の同じ禅寺・慧日山大聖寺に保存されとる。いまの妙覚寺はこの大聖寺の末寺(まつじ)いうことになっとって小笠原常子さんが守っとんなさる。 菅尾石仏の岸壁文字。この豪快さは妙覚寺山門と共通しとる。2000.5.7撮影。 左・参道の石段から 右・登り口の門柱 | |
場所・ 豊後大野市千歳町大字柴山 大分自動車道ば大分米良ICで下りて約15kmの犬飼まで南下する。「久原」信号で右折して犬飼大橋ば渡り豊肥線ば越したらすぐに「下津尾」信号で左折。国道326号線ば約1.5km南下高松橋手前の信号を右折。豊肥線ば右に大野川ば左に南下。途中で豊肥線ば踏み切って、どちらも左手になる。信号から約5kmで右折、1kmの都筑紡績手前でまた右折。400mで右に寺への登り口がある。 取材日 2008.09.04 | |
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