このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
誰が架けたかも分からんバッテン 美しか橋 「鹿児島県」の目次へ | |
市指定有形文化財 | |
鹿屋市祓川、一級河川肝属川に架かる大園橋 | |
なんせ記録がまったくなかケン、誰が架けたとか、経費そのほか詳しいことはいっさい不明。バッテン当時としては相当の経費を使うた大工事やったに違いなか。 上の写真は上流から見た大園橋。アーチの下に国道の橋が見える。石橋はうしろの高隈山系にようマッチしとる。 大園橋が架かっとる肝属川(きもつき)は、200万年ほど前に高隈山地がでけたとき、いっしょにでけた。当時は源流からそのまま東へ流れとったとバッテン、約2万5千年前に発生した入戸火砕流で笠野原台地がでけたもんやケン、いまの鹿屋市吾平町の方へ南流するごとなったらしか。 永年の風雨に耐えとるもんやケン、あっちこっち、ひっ欠けとるバッテン、親柱にはしっかり大園橋の彫り込みが残っとった。 | |
場所・鹿児島県鹿屋市祓川。国分市から国道10号線の亀割バイパス。牧ノ原から右折して国道504号線で約40km南下。右に祓川小学校ば見たら、1km先で国道が肝属川ば渡るときに左を注意。 取材日 2008.8.10 | |
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