このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
緑の中に埋もれとった明治の農業土木遺産 「大分県」の目次へ | |
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豪雨の中やっと目的の橋の近くにある富士見GCば見つけた。 変則2連のえらい重厚な造り。西側のアーチは横瀬川ば跨いどって、明治37年(1904)の架設。 明治末から大正にかけて、大分では大規模な農業用水工事が行われたていうことバッテン、幕末からの懸案やったこの明水路が着工されたのは明治30年やった。幹線32本、支線41本ていう大規模な水路が完成したとは明治39年。 アーチの横の急ながけば水路を見るために滑りながら上がってみる。雨が続いとったせいで、水路には水がたっぷりと流れとった。しかし、急に雨脚がひどうなって、これ以上はカメラが濡れて撮されんごとなってしもうた。 近くばすこし走ってみたら、あっちこっちに水路が作られとって、水路橋からの水が行き渡っとることが実感でけた。 左・東側のアーチは畑ば跨ぎ | |
場所・大分県大分市横瀬。大分自動車道ば大分光吉ICで下りて国道210号線へ右折。西へ豊後街道ば約4kmの「木上」信号ば直進。さらに2kmの「下横瀬」信号から200mの四つ角ば左折。約400mで道路脇に駐車し、左側に藪を分けて入る。この道は突き当たりがゴルフ場。手前左に横瀬小がある。 取材日 2011.08.06 | |
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