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日本一の金鉱、いま地底博物館 「大分県」の目次へ | |
鉱山遺跡 | |
むかし、この山ん中ば通りかかった干魚売りの行商人がクサ、川の中で光る小石ば見つけて、知り合いの鉱山技師に見せたことから、鯛生に金山のあるとが分かったとゲナ。 | |
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地下は500mまで掘り下げとったていう。坑内が深くなるに つれて、地下水の湧出量も多くなり、その排水が 困難やった。蒸気 ポンプが使用されとったが、津江川に水力発電所がでけてから電力が使えるように なったとは、明治の末。また、空気 圧搾による削岩機が使用されだしたのは、大正4年やったゲナ。 これは鯛生側の坑口で観光用。矢部側の坑口は草ぼうぼうやったげなバッテン、さいきん整備され、年間通じて14度の温度ときれいな水ば利用して、坑内では「えのきだけ」の 栽培が行われとるらしか。 1000円払うて入坑すると、お人形さんがまあだ働きよんなる800mの見学通路ば見て回ることがでける。 最盛期の坑道は、総延長100kmもあって、これは博多からなら、関門海峡越して下関辺りまでの長さになる。 | |
場所・日田市中津江村。博多からやったら、大分道ば日田で下りて、大山町へ212号線、あとは大山川の左岸ば遡るとがいちばん近か。九州道ば八女で下りて黒木・日向神ダム・矢部経由もある。昔は矢部・鯛生間は難路やったバッテン、竹原トンネルが出来て快適な道になつた。ぃつぺん走って見んしゃい。 取材日 2007.7.7 | |
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