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8連で超モダン、ついた愛称がオランダ橋 「大分県」の目次へ | |
県指定有形文化財 | |
耶馬溪には青の洞門の上流1kmに羅漢寺橋、さらに上流3kmに馬溪橋。500m下流にこの耶馬溪橋と3つの石橋が架かっとる。 | |
当時、長崎県で多く見られた「平行布積み」ていう方式ば採用したこともあって、オランダ橋て呼ばれる理由になっとる。規則正しく並ぶ輪石や壁石に、石工の技がみえる。 この橋がでけるまで、川の両岸に向かいあう樋田地区と曽木地区とば結ぶ交通手段は渡し船。もしくは遠回りして迂回するしかなかった。 架橋以来、何回もの水害に耐えてきとったとバッテン、昭和19年の大洪水ではついに高欄や橋面が流失してしもうた。コンクリートで修復もしたとやが、平成8年(1996年)に新たな亀裂が確認されて、一時は撤去の話もでたとバッテン「橋ば守ろう」て立ち上がった地元の人達が、自ら測量やらばしてやっと県の文化財指定にこぎつけたていう。 上・修復された耶馬渓橋。後ろに見えるとんがった山は、福岡と大分の県境にある大平山(597m) | |
場所・中津市本耶馬渓町。中津から国道212号線ば約10km南下すると山国川ば洞門橋で渡る。その右側に見える。 | |
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