このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
鉄が無かったケン、骨組みは竹でしました竹筋橋 「鉄道遺跡」の目次へ | |
宮原線(みやのはるせん)は、九重町の久大本線・恵良駅と熊本県小国町ば結んで、昭和29(1954)年に完成した。 | |
宮原線廃止から20年ば迎えたことがきっかけになってクサ、2003年に小国〜北里間4Kmの廃線跡が整備されて散策路としてよみがえった。橋ふたつ。トンネルふたつ。自然林ば縫うて片道1時間の森林浴ウオーキングができる。 宮原線が走りよった橋は、恵良から小国に向かって、廣平橋梁(こうひら)・菅迫橋梁(すげのさこ) 竹とコンクリートの組み合わせは、第二次大戦時中の鋼材不足ば補う苦肉の策やった。引っ張りの力に弱いコンクリートの弱点ば補うため、鉄に近い引っ張り強さば持つ竹の性質に目ばつけたアイデアはよかった。幸野川橋梁だけじゃのうて、九州では松浦鉄道の福井川橋梁もその疑いがあるし、当時は全国で竹筋橋がはやったごたる。 上左・橋の上は歩いて渡ることがでける | |
場所・熊本県小国町北里。日田から小国への国道212号線、小国の手前「下城の大イチョウ」の1.5km先「切原」から左折すれば県道318号線を約2kmで幸野川橋梁の下ば通る。小国町からなら玖珠町へ向かう国道387号線ば3kmで、左手に宮原線の北里駅跡がある。地元のおばちゃん達が野菜の販売ばしよんなる「森のキオスク」から坂ば下りると県道318号線。すぐ左にある北里柴三郎記念館の前ば道なりに約2kmで到着。 取材日 2005.3.30〜2006.4.26 | |
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