このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

深泉寺のしだれ桜
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場所・大分県中津市三光町


 樹齢250年のシダレザクラで有名な金龍山深泉寺(じんせんじ)は中津市三光町上深水にある。

 花の時期、本堂前の特設舞台では週末ごとに、県北地域の教室やグループがさまざまなステージを披露するらしい。

 同寺はシダレザクラの開花に合わせて境内を積極的に開放している。駐車場も整備されている。

 
一本の桜に人が押しかけてくるのは、寺にとっては迷惑なことであろうが、松下義雄住職は「きょうも福岡の観光会社からバスでの問い合わせがあった」と、いやがるどころか歓迎の様子であった。
 300mmの望遠をつけたカメラを三脚にセットし、「覗いてみらんね」というおじさんがいた。

 チャンと構図が決まっていた。女性達から「プロはやっぱあ違う」などと言われて有頂天であった。これから光円寺にも行くという。
 
 肝心の桜の木は老齢のためか花の付きはいまいちだが、あまり気持ちよく見せて貰ったので、普段の10倍(といっても50円ぽっちだが)お賽銭を上げて仏さんも拝んできた。
 境内のあちこちに新しい観音像があった。満開の桜に囲まれて、観音さんも平和で穏やかな表情である。

 お寺さんに行くと、いつもその経営が気になるのだが、ここは檀家がいいのか、商売上手なのか活気がある。
 
 九州高速大分道の日田ICから国道212号線を、中津へ向かって北上する。

 約25Kmで中津市本耶馬渓町支所のある柿坂、さらに直進10Kmで青の洞門。

 国道の耶馬渓橋を渡って、すぐに県道44号線に右折する。

 桜峠のトンネルを抜けて、山口から左折すると、約5Kmで深泉寺前のバス停に着く。桜並木の参道を500mで、駐車場と和尚さんと桜が待っている。
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