このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

大村公園(玖島城跡)
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場所・長崎県・大村市

 大村公園は国指定天然記念物の「オオムラザクラ」で有名だが、花菖蒲も素晴らしい。

 玖島城跡も石垣だけだったのが平成4年に「板敷櫓(いたじきやぐら)」の復元で城跡らしくなった。

 もともと玖島城は。慶長4年(1599)大村家19代の大村喜前(よしあき)によって築城された。

 慶長19年(1614)、20代純頼(すみより)の時に大改築が行われ、城作りの名将、熊本城主の加藤清正に助言を求め、その意見を取り入れたと云われている。

 (写真は江戸系の「そう園)」
 大手門両側の内堀に、10万本とも 30万本とも云われる花菖蒲が、江戸系・肥後系・伊勢系など、品種別に植えられている。

 (写真は江戸系の「千代の春」) 
 花菖蒲をここまで咲かせるには、年間を通して相当の手がかかっている。
 
 また開花期間中も、早朝からもくもくと「花がら摘み」の作業をしている人たちがいた。

 こんな地味な努力のおかげで、気持ちよく鑑賞することが出来る。

 菅笠に赤い前垂れがなんともまた絵になっている。
 広い菖蒲園を、これだけ保守管理に力を入れていて、タダというのがいい。
 大村市は競艇で裕福なのだうか。いやこれはやはり為政者の姿勢である。
 

 板敷櫓は、昔このあたりの地名が「板敷」といったそうで、この名が付いたという。

 下から見ても、石垣の扇勾配と白亜の櫓が美しいが、櫓に上がっての眺めもいい。

 櫓もよく手入れが行き届いている。そして、ここもタダである。
 
 大村公園・玖島城跡は完璧に駅長推薦の条件を満たしている。

 長崎自動車道を大村ICで下りて、まっすぐに1.4km都心へ下っていく。国道34号線と交わる「桜馬場町」信号で左折。

 3車線の広い国道を約4km南下。大村市の中心部を過ぎると、右に大村市役所が見えてくる

 「市役所前」の信号を右折してすぐ左に公園用無料の駐車場がある。

 

 地図は、
  JAFルートマップから転用
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