このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

展海望
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場所・長崎県
    佐世保市下船越町


 展海望(てんかいぼう)は、九十九島が眼の下に見える展望台として有名だが、展望台下の園地もいい。

 春は15万本の菜の花、秋は15万本のコスモスが咲く。

 
上から見下ろすと、目ん玉が黄色くなるほど鮮やかである。能古の島のアイランドパークが10万本だから、能古の島よりさらに迫力がある。
 花の季節には弁当持参の、観光客でにぎわっている。

 何よりもタダというのがいい。駐車場も広くトイレも綺麗である。

 観光地はどこへ行っても、金ばかりを取ろうとするが、さすが佐世保は米軍基地があって財政が裕福なのかおおらか。
 税金を市民のために使っている。

 これが京都だったら、駐車料で500円、入園料で500円はふんだくられる。
 展望台には、明治33年に生まれたスローワルツ「美しき天然」の 作曲者(佐世保海兵団軍楽隊長)田中穂積少佐の銅像が、九十九島を見下ろして建っている。

 「美しき天然」はここ九十九島をイメージして作曲されたという。

 空にさえずる鳥の声・・・ズンチャッチャ、ズンチャッチャは、活動写真の伴奏やサーカスのジンタでも使われ、当時の人たちに親しまれた曲である。

 佐世保港外から北に25キロ、平戸瀬戸まで連なる島は九十九島と呼ばれ、西海国立公園に指定されている。

 展海望の眼下に見えるのは南九十九島で、とりわけ美しい島が集まっている。

 展望台から西を見れば、九十九島の大パノラマ。反対側には菜の花が一杯で、グリコの宣伝文句ではないが展海望は「二度オイシイ」
 お得な観光地である。
 国道35号線、佐世保市の中心部「松浦」の交差点を西へ曲がり、佐世保橋を渡る。

 突き当たりに米軍の鳥居(?)がある分岐を右に(県道11号)とる。左はニミッツパークへの26号線。

 さらに鹿子前(右)への分岐を左で、SSKの横を抜け、前崎岳の中腹を南に巻いて下船越の海岸にいったん下る。

 ここからは展海望の案内板が駐車場まで連れて行ってくれる。
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