このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

神楽女湖(かぐらめこ)
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  場所・大分県・別府市 
 別府市南部、志高湖(しだかこ)の近くにある神楽女湖(かぐらめこ)は、標高540m。三つの池ばつないだ人工湖タイ。        上の写真は菖蒲園の奥から、左が由布岳で右が鞍ケ戸、鶴見岳。

 面積58000平方。神楽女湖の菖蒲園は、カイツブリ、カワセミ、キセキレイ、コガモなどの野鳥がいっぱい飛んでくるもんやケン、花見客もバッテン、バードウォッチャーでも賑わうとる。

 天気が良ければ、由布岳も鶴見岳も、すぐそこにあるとのごとよう見える。

 湖畔には、約80品種、30万本の花菖蒲が植えられ、6月中旬から7月上旬には大勢の観光客で、さすがの大駐車場もいっぱいになる。 

 菖蒲は大きく分けて江戸系、伊勢系、肥後系に別かれるとげなバッテン、ここに来ればその全部が見られるていう。

 なんで神楽女湖かていうと、平安時代、湖のほとりにクサ、鶴見岳神社の歌舞女(神楽ば舞う巫女さん)が住んどんなったけんゲナ。

 その歌舞女は、歌と舞がとても上手で、近くに住む村人たちに請われるまま、歌と舞ば教えとんなったらしか。

 熱心な指導のおかげで、村人たちはみんな、歌舞の名手やった。そして、まわりの村々にまで歌舞がひろがっていったていう。

 人々は、この歌舞女ば敬って、いつからともなく湖ば神楽女湖(かぐらめこ)て呼ぶようになったらしか。

 伝説になるくらいやケン、よっぽどファンが多かったに違いなか。
 いまで云うたら「美人のダンス教師」いうとこやったろう。

 
神楽女ていうケン、なんか怪しげな神秘性に包まれるけど、この湖の夜明けの風情はまさに神秘的。

 霧が出てくれればもう最高タイ。

 早朝やったら、駐車場の管理人がまあた出勤しとらんケン、車が一番奥まで入れられるし、駐車もタダ。

 そやケン、早うから菖蒲は撮しに来るカメラマンの多か。

 大分自動車道ば湯布院ICで下り、やまなみハイウエイ(今は11号線)で、由布岳を左に見て東進する。

 城島(きじま)後楽園ゆうえんちの先「鳥居」の信号を直角に(鋭角は由布川渓谷)右折する。1kmちょいで志高湖。
 あとは案内標識があり神楽女湖の大駐車場に着く。

 大分自動車道ば別府ICで下り、11号線ば西へ5kmほど引き返えし、鶴見岳のロープウエイを右に見て、
1.5kmで「鳥居」の信号。
 この場合は左折になる。

 撮影日・2008.6.27

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