このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

押戸ノ石
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場所・熊本県南小国町

 阿蘇外輪山の北のスロープ、南小国町に押戸ノ石という標高845mの丘がある。

「おしとのいし」または「おしといし」ていう。観光地としては全然というてよかぐらい知られとらん。

 丘て云うても、このあたり全体がすでに800m以上やケン、草原の一部というてもヨカ。

 ただ丘の上に大きな石がごろごろと転がっとる。

 景色は抜群タ。。東に九重、南に阿蘇が遠望でける。

 お弁当ば開くにはもってこい場所タイ。




 
遠景はくじゅう湧蓋山(1500m)

 土地の伝説では、大昔、鬼たちがこの丘の上で夜な夜な「いしなご(お手玉)」ばして遊んどったていう。

 転がっとるとは、鬼たちが残していった石ゲナ。

 バッテン、人為的とも見える石の配列は、太古の遺跡、祭祀の場所やった、ていう説もある。

 考古学はいい加減やが、想像ばひろげるとは楽しか。

 石の中の一番大きかピラミッド型のもんは、高さ5,5m、周囲15,3mで、その側面には記号らしきもんば刻んだ後が見られる。

 4000年前のシュメール語で「神・雨・祈」と書かれているとゲナ。

 シュメールいうたら、いまのイラクやケン、それがどうして阿蘇外輪と関わっとるとか、宇宙船でお手玉ばしに飛んできたいうとやろうか。考古学はいい加減。

 小国から国道217号線ば、大観望に向かって南下する。南小国町ば過ぎてトンネルば抜けると左に「小国コスモス園」があったとバッテン、もうシマエた。

 その少し先から右折して、見落としそうな標識で左折すれば、あとは申し訳ていどの標識が押戸石の下まで連れて行ってくれる。

 ただし、先に行くほど石ごろごろのせまか農道で、車高の低っか乗用車は運転に慎重さがいる。

 丘の下の広い草っばらに駐車してなだらかなスロープば5
分も登れば巨石群が見えてくる。
 近くにはいくら探しても自販機・トイレなどはなか。

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