七福の景 |
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| 場所・大分県玖珠町日出生
玖珠から院内への国道387号線で一番高っかこの峠付近は、標高が543mもある。
ピークの左、杉の谷越しに巨石が 7つ並んどるとが見える。
耶馬66景のひとつ「七福の景」
地元では東奥山七福神ていう。 |
| ただ丘の上に大きな石がごろごろと転がっとるだけのごたるバッテン・・・。
平成3年9月の台風19号で、それまで樹木に覆われとった巨石群が、木が倒されたもんやケン、姿ば現した。
里人たちが山林の復興に頭ば悩ましとったところ、通りかかった人から「こらあ七福神バイ」て言われて大喜び。
よう見たら巨石は7個。なるほど七福神に見えた。 |
| 早速、巨石ばしめ縄で飾り、お払いばしなったゲナ。
そしたら、だんだん口づてで、有名になり、人が立ち止まるごとなった。
駅長の反省
林ばかきわけ、苦労して岩のそばまで近づいてみたバッテン、七福の景は離れて見るもん、ていうことに気がついた。 |
| 町は峠に農産物販売所と展望台ば作った。
いろんなモニュメントもあって面白か。鳥居の中から見える七福の景も趣がある。 |
| 古うからこの峠には、岩清水が湧き、旅人は足ば止めて、北側の美しか谷と、遠景ば楽しみながら喉ば潤しよったていう。
平成3年、地元ではこの枯れることのなか湧水に「招福の水」て命名し、峠一帯ば整備した。
いまでは、わざわざ水ば汲みに来る人もおって、峠の水場はいつも賑わうとる。 |
| 玖珠ICば下りたらすぐに右折。国道387号線ば院内・宇佐方面へ北上する。
約10kmで峠にかかる。ピークの右側に東奥山七福神の販売所が見えてくる。
国道の両側に東奥山七福神の旗がヒラヒラしとるケン、見落とすことはなか。
水くみ場の前は広うてゆっくりと駐車場がでける。
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