観世音寺 |
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| 場所・福岡県太宰府市
観世音寺には天智天皇の母、斉明天皇が祀られとんなる。
斉明天皇は、百済ば救うため68才の高齢ば押して九州まで西下してきなったっちゃが、長旅の疲れか、朝倉の宮で死になった。
天智天皇は、天平18年(746) かぁちゃんのためこの寺ば建立しなった。
創建時には七堂伽藍(しちどう がらん)ば配した大寺院やったていう。
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| 平安時代以降、何度も火災で焼けたり、寛永7年(1630)の暴風雨では、当時唯一残っとった金堂が倒壊して、廃寺同然の状況に追い込まれとった。
バッテン、藩主の黒田家によって、
寛永8年(1633)に金堂が、元禄元年(1688)には本堂(講堂)が復興され、これがいまに残っとるていう訳。
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| 宝物殿は、本堂に向かって右手にあり「観世音寺宝蔵」ていう。
平安時代から鎌倉時代にかけての仏像13体などが 展示されとる。
なかでも、517cmの不空羂索観音、
503cmの馬頭観音、498cmの十一面観音ていう三体の巨像は圧巻。
金堂本尊の阿弥陀如来、本堂本尊の聖観音もいまは宝蔵に保存されとるケン、金払わな見られん。
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| 年末から正月3日にかけては、隣の戒壇院とともにライトアップされ、光る参道ば歩いてのお詣りが多か。
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| 境内にある梵鐘は、681年に筑前国糟屋郡多々良で鋳造された梵鐘で、日本でいちばん古く、国宝に指定されとる。
また、大きさ形状がそっくりの京都・妙心寺の梵鐘と兄弟鐘ていわれとる。
ただ、この梵鐘、人気がありすぎて留守がち。九州国博のオープンにもかり出されとって、除夜の鐘ばつくために帰った来とった。 |
| 車なら太宰府といっしょで、3号線ば南下して都府楼の高架ば過ぎ「朱雀大路」の信号ば左折する。
100mで都府楼跡に突き当たるケン、今度は右折する。
次の歩行者用信号ば左折すると、観世音寺への参道で、すぐ右に大きな無料の駐車場がある。
西鉄電車なら、太宰府線終点から電車に沿って県道ば約1kmバックする。
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