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スキー場のリフトに乗るとき転んでリフトを止めてしまった経験はありませんか?スキー・スノーボードをされる方ならおそらく一度はあるのではないでしょうか?結構恥ずかしいですよねアレ。特に混雑したスキー場なんかでは尚更です。そんな不安を一気に解消する設備が登場!今シーズン(’01−’02年)オープンのスノーパーク雲辺寺にあるというので早速行ってきました。
その設備はローディングカーペットと言い、ここスノーパーク雲辺寺でなんでも日本初?の登場らしいです(本当のところはわかりません)。ローディングカーペットまさに読んで字のごとくで、リフト乗り場の下の地面がベルトコンベアになっており、それがリフトより遅い速度で動いているのです。その上に立つと少しずつ前に進みながら、後ろから追いかけてくるリフトにちょうど乗車位置で乗車できるというすぐれものです。筆者は一番最初に乗車した時にはあまりに楽チンなので感動してしまいました。特にスノーボードの場合は、筆者のようなド初心者は特にそうなのですが、真っ直ぐ歩くこと自体難しいので尚更です。出来ればリフト降り場の方にもほしいくらいです。
それにこの設備は、リフト乗り場には雪がなければスキー・スノーボードが滑らないので、リフトには乗れなくなってしまう状態になる事を簡単に防いでくれます。というのも一般的には、雪の少ないスキー場ではリフト乗り場の溶け易い雪を維持する為、常に降雪設備で雪を補給してやる必要があるのですが、これさえあればそれも必要なくなる、まさに一石二鳥を狙える設備なのです(筆者はその方面の回し者ではありません)。
これが四国ケーブル(スノーパーク雲辺寺)のローディングカーペットです。少し解りにくいですが、スキーヤーの乗っている白い部分がベルトコンベア状になっていて、係員の立っている場所は動いていません。解りやすいので動画のほうをご覧下さい。
四国ケーブル:http://www.shikoku-cable.co.jp/
(’02年03月02日取材)
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