このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

つなわたり/ロープウェイに乗ろう

ディアパークゴルフクラブ ディアパークゴルフクラブ内(240m)

  • 単線交走式
  • 開業:’82年02月06日
  • 休止:’03年04月??日(その後正式に廃止申請あり)
○公式ホームページ
ディアーパークゴルフクラブ:http://www.deerpark-gc.com/
ゴルフクラブは現存していますが、ロープウェイは廃止になっています。
○アクセス
ロープウェイは既に廃止になっています。取材日現在のアクセス情報は以下のとおりです。
奈良駅,近鉄奈良駅からから奈良交通バスの122系統下水間行きか、124系統北野バスに乗車し須山下車(所要30分、運賃560円)徒歩2km。
またゴルフ場利用者には近鉄奈良駅からクラブバスの便があります(帰路の便の時刻は不明です)(所要25分、無料)。
(取材日現在のバス時刻表を下記にまとめました。)

奈良交通バス時刻表(取材日現在)

  • 奈良駅発→下水間・北野行き
  • 平708,休北746,911,平北1021,1111,1331,1511,1611,北1641,1731,平1801,休1831,平北1857,休北1926,平北1951
  • 平:平日・土曜日のみ運転、休:休日のみ運転、北:北野行、無印:下水間行
  • 須山発→近鉄奈良駅・奈良駅行き
  • 平633,休643,平713,743,平817,平935,休940,1029,1229,1449,1629,1729,1830
  • 平:平日・土曜日のみ運転、休:休日のみ運転、全便北野又は下水間始発

クラブバス時刻表(取材日現在)

  • 近鉄奈良駅発→ディアパークゴルフクラブ行き
  • 735,845,915
  • ディアパークゴルフクラブ発→近鉄奈良駅行き
  • (不明)
(’11年10年09日追記)
公式HPのアドレスを修正しました。

取材記

大阪の自宅を午後に出て奈良へ。

奈良駅から下調べの通り124系統北野行きのバスに乗車したはず。ところが、車内放送は「100系統柳生行き」と放送している。「あれ?誤乗かな」と思ったが近鉄奈良駅を過ぎたあたりで、運転手氏が気がつきテープを交換して事なきをえた。なれないバスは気を使います。マジでこりゃ降りなきゃいけないかと思いましたよ。さて無事に須山バス停に到着。ここから約1時間の徒歩、スキー場へ行くわけではないので、極めて平坦な歩きやすい道、ときおりゴルフ場からと思われる場違いな高級車が通る以外は長閑な散歩気分。そんなこんなで田園風景を見ながらディアパークゴルフクラブへ到着。

下調べによれば、ロープウェイは入口のすぐ脇にあるはずなのだが、いけどもいけども見当たらなく。結局クラブハウスに到達してしまった。さてもう一度戻りつつ付近の高台へ上がって見るがやはり見当たらない。こうなると背に腹は変えられない、意を決しクラブハウスで聞く事にする。ちょうどカウンターのコースガイドがあったので、それを拝見。ロープウェイの記載がある。そのことについて聞いて見ると、係員氏は奥へ聞きに行ってしまった。そして戻ってきて「今は全てカートに置き換わりましたので、使われておりません。」と教えてくれました(本当にご親切な対応に大変に感謝しております)。せっかく場所がわかったのでちょっと眺めてから帰ることにします(やっておいて言うのはあれですが,読者のみなさんゴルフ場への不法侵入はいけませんぞ!)。今では正式な廃止申請が提出されたこともあり、おそらく撤去されてしまったのでしょうか?

(メモ)

もし、ロープウェイが現存していれば、2番ホールと3番ホールの間と、7番ホールと8番ホールの間で往復でこのロープウェイを利用することになります。私はあまりの衝撃にゴルフを始めてしまったかもしれません。ま、金食い虫のスポーツはこれ以上はごめんですがね。

ディアパークゴルフクラブ・ロープウェイ(山頂駅、2番・8番ホール側の駅) 2番・8番ホール側の駅です。こちらの方が高いので山頂駅ということになりますか。

嬉しいことにまだ搬器が残されていました。夕方なのでもう殆どプレーしている人はいません。(あ、来ちゃった。通報されても厄介なので隠れましょう)。ご迷惑をかけないように写真撮影を済まして山麓側の駅へ向かいます。

当サイトに寄せられた情報によれば、このロープウェイは泉陽興業(銘版は泉陽機工)の唯一のロープウェイだそうでとても貴重なものです。

ディアパークゴルフクラブ・ロープウェイ(搬器) そんな貴重なものならと、搬器をアップで撮影してみました。索条を把持する部分がなんか不思議な形をしているなあと思いました。

それにしてもつい数ヶ月前まで動いていたのか。動いているうちに来たかったな。

ディアパークゴルフクラブ・ロープウェイ(山麓駅からの路線) 山麓駅(3番・7番ホール側の駅)から山頂駅を望みます。

まだ、はっきりと路線のあった場所がわかりますね。路線は途中公道上空を通過します。その公道からはロープウェイが頻繁に行き交う姿が見えたようですね。とってもいい雰囲気でなくなってしまった事が残念でなりません。

ディアパークゴルフクラブ・ロープウェイ(山麓駅、3番・7番ホール側の駅) こちらは山麓駅です。乗り場には運転時刻表や乗車時の注意などの掲示がありました。

それにしてもどちらの駅もクラブハウスへの道のすぐ脇なのですが,ちょっと隠れる形のロケーションで注意してみないとわかりませんでした。

031019-353nara20S.jpg その他にクラブ内にはこんな不思議な乗り物がありました。同じ泉陽興業の作品だと思うのですが,どうやって使う?乗車するのか検討もつきません。どなたか教えて下さいませ。

と書いてたら以下の情報を頂きました。ありがとうございます。

これはマンコンベヤー(ムービングベルト)の残骸です。中央部が今は板張りになっているようですが、使っていた頃はエンドレスのゴムベルトがぐるぐる回って人間がその上に乗って山頂まで移動する代物です。(情報提供:うにさん)

(’03年10月19日取材)

普通索道(交走式・往復式の部)へ戻る Homeへ戻る

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください