このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
走破記
東京在住時代は、東京近郊の地下鉄なんぞいつでも乗車出来ると思っていたので、たいして気にもかけていなかった路線である。いざ、東京を離れて見るとこういう路線でも、たまの上京の折にでも観光しておくほうが身のためだ(その方が精神衛生上もよい)。
さて、まずは浦和駅から国際興業バス浦01系統は東川口駅行きに乗車し大門で下車する。この路線の枝線には埼玉サッカースタジアム行きの路線もある。そうか浦和美園ってそういうところだったんだ、と始めて気がつく。大門バス停は東北道の浦和インターの脇で筆者は何回も見たことある風景である。浦和美園駅はそこから歩いてわずか5分程度のところにある。てくてく歩いてゆくと、筆者の予想外に巨大な地上駅がいきなり出現する。駅からは遠目に埼玉サッカースタジアムが見える。筆者は、駅の写真を何枚か撮るともうやることがなくなり、程なく帰りの電車に乗りこんだ。乗ってみるといつもの営団地下鉄でなんのことはない。
(メモ)
埼玉高速鉄道の川口元郷から浦和美園までの11.7kmの区間では右図のような地下河川が併設されています。これは、川口元郷付近を流れる荒川の水をその山側にあたる浦和美園駅を通って、綾瀬川と芝川へ放出することで、水質汚濁の激しい2本の河川の水質改善を図ろうというものである。地下鉄と地下河川が併設されているなんて全国でもここだけです。
この詳細については「国土交通白書(平成13年度版)」などをご参照願います。それから右の絵は無断拝借ですがこのぐらいなら許してくれるでしょう。たぶん。
走破記にあるようにテクテク歩いて浦和美園駅に到着。駅前にしては珍しい標識?「!」が筆者をお出迎えしてくれました。駅にはFIFA WORLD CUP まであと194日の文字が踊っています。楽しみですね?ワールドカップ。
直結して、営団南北線は白金高輪駅まで来ました。白金高輪というとピント来ませんが、清正公前というととおりがいいような気がします(筆者だけか?)。すでに開通してからだいぶ経過していますが、路上ではまだまだ復旧工事が続いていました。ほら、営団地下鉄の工事看板も出ているし。
(’01年11月18日取材)
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