このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

つなわたり/ロープウェイに乗ろう

広島高速交通 広島新交通1号線 本通−広域公園前(18.4km)

  • 側方案内軌条式
  • 開業:’94年08月20日
○公式ホームページ
広島高速交通:http://astramline.co.jp/
(’11年09年12日追記)
公式HPのアドレスを修正しました。

走破記

遠い遠い広島空港からリムジンバスに乗り1時間10分程度で、広島バスセンターに到着。そこから歩いて本通駅へ行きいよいよ乗車。乗車券を買おうとするが、どうもカード(メトロカードみたいなやつ)で、広島市内を走る交通機関の全て(アストラムライン、広島電鉄(鉄道線を含む)、市内を走るバス6社(広島電鉄、広島バス、広島交通、芸陽バス、備北交通、中国JRバス))に乗れるようなので、帰りのリムジンバスの料金まで考えて3000円のカードを購入した。因みに、ここのカードは1000円に対して100円割引で5000円のカードでも、500円の割引ととっても良心的、使用範囲も広いし、非常に使いでのあるカードだ。

さて10時丁度だったか?発の列車は残念ながら途中の長楽寺行き。時刻表を見ていて思ったが長楽寺より先は列車本数が非常に少なく(20分間隔)ちょっと新交通とは思えないぐらいローカルな感じだ。とは言っても長楽寺までも日中は10分間隔でしかないが。列車は3駅目の城北駅までは地下を走る。法律上は本通→県庁前間が鉄道で、その先が軌道となっている。筆者は以前にこの城北までは乗車済みなので、城北から先が初乗り区間だ。初乗り区間に入ってすぐアストラムラインは地上に出で、山陽本線、新幹線とアンダークロスする。

長楽寺に着く。ここには、広島高速交通の本社と広島交通科学館がある。入館してみるが、特に得るものは何もなく20分程で外に出る。駅に戻ると程なく広域公園行きがやってきた。それに乗り込みいよいよ終点へ。広域公園は広島ビックアーチと広島修道大学があるが駅前には特に商店らしきものはなにもなく、つまらないところだ。終点に着いたらなんか飯でも食おうと思っていたので完全にあてが外れた。おまけにさっきの長楽寺で傘を忘れて来たので台風の中レインコートを着て歩き出すが、荷物が濡れてしまうので、すぐに諦めて駅に戻る。今朝、飛行機でもらった稲荷すしを駅で食べる。

バスで広島バスセンターまで戻ろうと計画していたが、丁度行ったばかりでバスが1時間以上ないようなので(因みに広島バスセンターから広島修道大学行きのバスに乗ると、終点広域公園の駅前まで行く事が出来ます。経由はアストラムラインのすぐわきを走るものと、五日市経由の2種類があります。念のため)、さっきの長楽寺まで戻って傘を買う事にする。本当に新交通なんだろうかこれは?あまりにローカルで笑ってしまう。

さて長楽寺に戻り傘を購入、そしてやっと食にありついた後、バスで紙屋町(広島バスセンターのすぐ近く)まで戻る。何故かここはバスの方が本数が多かったりする。時間は多少こちらの方がかかるけど。それにしても台風の中何やってんだろう?私は?

広島高速交通(本社ビル) 長楽寺にある広島高速交通の本社。広島交通科学館が併設されている

広島高速交通(広域公園駅) 終点の広域公園駅。ご覧のとおりあたりには何も無い、しかも台風で雨もひどい。

広島高速交通(広域公園駅)ホームドアに囲まれるホーム 広域公園駅のホーム。ホームドアがあるので外の大雨がウソのよう。

(’97年06月28日取材)

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