このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

北の海からの情報2005/Part2

 平成17年1月15日(土) 初マスも貧果・・・・

今年に入り北海道はピンストライプのような等圧線に覆われていたのですが、
15日は全道に一本の筋も入らない等圧線の広がりが予報されました。
夏でも滅多に無い凪を約束されたも同然で、前日に下架係船し早朝出港の準備を終えました。

キャビンの温度計は−5℃

ところが、朝5:30に橋を渡ると表示は東の風4mになっているのです?
今日は北西の弱い風で、午後遅くに北東へ変わる筈なのに??
それでもまだ弱い風なので気にもせず出港しました。
しかしキャビンの温度計は−5℃を指しており、ウィンドーウォッシャー液は
出ても直ぐ凍りつきます。ヒーターはエンジン熱を利用しているので
温まるまで時間がかかるのと、車のようなデフロスターが無いので
冬の早朝出港は大変なのです。航海灯を点けて慎重に進みますが、
地球岬をかわすと東風の影響でウネリが高く、艇は大きく跳ねだしました。
そのお陰?で、海水が窓にかかり氷を洗い流してくれます。
前方視界が開けたのでスロットルを倒し、何時もの28ノットの巡航で漁場へ向かいます。
途中登別沖東経141°21′辺りで僚船が釣っていたので確認します。
今年のライセンス旗ここは水深110m、70mより下はスケソウの入れ喰い
で、上では全く当たりが無いとの事でした。
遊漁船の船長へ情報を確認すると、141°26′でポツポツと
上がって いると云うのでそちらに向かうと、白老町の
大昭和製紙工場を過ぎた辺りに船団が固まっていました。
ひねもすも早速船団の中間でシーアンカーを入れます。
艇を止めると風とウネリは想像以上に強く、
一人で操船し甲板員も兼ねる船長はライジャケを着用し
慎重に流します。 しかし当たりが全く無いまま時間が過ぎます。
魚探には70〜90mラインに帯状の反応が有り、バケをその棚に落とすと入喰状態でスケソウが掛かります
終日と同型艇でも産卵後の痩せた魚体なので、総てリリースし、
マスが回遊しているだろうと思われる
棚を探しながら懸命にバケをしゃくります。
そして3時間が過ぎた頃、小さいながらも
今年初のサクラマスを釣り上げる事ができました。
潮に流され水深も150mを超えたのですが、
棚は70m丁度でした。
また最初の水深迄戻ると、
格好の良いBOATが釣りをしています。
近づいてみると、ひねもすと同じ型の
ヤマハFC-27で苫小牧から来たようです。
初マスは共に貧弱?余り近寄らず一枚写して、
又バケを振り続けます。
海域退去の時間が迫る11:30頃、
棚50mで同じようなマスが釣れました。
サイズも数的にも不満が残る初マス釣り
になりましたが、時化ぎみの中
姿を見れたので納竿としました。
帰りは追い波で楽でしたが、橋の表示は
東の風11mにもなっていました!
ひねもす船長

クロソイげっと〜

※前日の14日
係船するために下ろしたついでに、
Dさんと近場の根にソイ狙いで出かけました。
Dさんに良型のソイが来ました。
獲物仕留めた釣り人の顔はいいですね!
haru:コメント
船長、前回の宣言通りにサクラマス仕留めましたね!
ワンペアゲットおめでとうございます。
回遊魚を仕留めるのはやっぱり大変なんですね。
この釣りもライセンスや時間等、規則が厳しそうです。
船長にとって型は不満でも、私から見たらジェラシー感じます。(笑)
また次回チャンスが訪れたらサイズUP目指してください!

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください