このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

北の海からの情報2006/Part11

平成18年9月23日(土) 台風通過後のイカ釣り

台風13号は温帯低気圧にならぬまま北海道に再上陸しましたが、
室蘭地方は被害も無く、吹き返しの西風が強かった位で済み、
今日はスッキリ秋晴れの凪に、Dさんとイカ釣りに出てみました。
漁場は地球岬から南東に25km程の140mラインですが、
海底付近に僅かな反応しかなくベタ底の釣りになります。
それでも第一投目から当りがあり、Dさんに良形のスルメがWでのりました。
早速イカ刺で頂きますが、釣れたては何時もバカ旨です。

Dさんに良形スルメの一荷

先ずは刺身で

しかし、この余裕のひと時が裏目に出て、その後当りが遠のいてしまいます。
魚探を頼りに移動していると、小さな鳥山が立ったので近寄ってみると、
1本の流木に海草やゴミが付いて漂ってます。
即行でメタルジグをキャストし、3投目を深め狙いでフォールさせていると、
ラインがふけたままに合わせを入れるとフッキングしました。
横に走るものの、サバに比べ引きは弱く上がった魚は、船長も今まで見た事がない魚です。
頭や尾の形から南方系の魚のようで、13号にでも付いて来たのでしょうか?
船長は初メダイ
その後は幾らキャストしても反応は無く、又イカ釣りに戻りましたが、
船長はキャスティングに拘り、70オーバーのDさんに倍近く差を付けられての納竿となりました。
イカは重ねると白くなるので、
皆さん色々と工夫をしてます。船長は発泡箱に
海水と氷を入れた簡単な方法ですが、
Dさんのクーラー仕切りは、穴明きアルミ板に
イカの厚さに合わせ木材を付けたスマートな物を
自作してました。
今回の珍しい魚さんは、どうやらメダイのようで、
遊漁船の船長に訊ねてみましたら、
数年に一度位釣れる事はあるそうですが、
メタルジグで釣れた事は無いそうです。
イカはこの深さなら暫くは釣れると思われるので、
14号通過後には、又、珍しい魚さんへの期待が
高まります。                   ひねもす船長
船上干しは少なめ

            船上干し↑    ↓メダイ

船長は釣果もシンプル

haru:コメント 次回もまた?!
船長、今回のメダイは北の海では珍しいんじゃないでしょうか!
どちらかというとこちらの沖、しかもかなり水深のあるところで釣れる魚だそうです。
それをメタルジグでゲットとはラッキーです。
毎度のことですが、釣りに何が起こるか分かりません。
分布データーはあくまで参考で、改めて奥の深さを感じます。
イカも日中なのに良形が沢山様で、帰宅後は泡も進んだ事と思います。(^O^)

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