このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
岳南鉄道(2008.7.6) |
静岡県の岳南鉄道を訪ねてきました。東海道線の吉原駅から岳南江尾)駅を結ぶ約10kmほどのローカル私鉄です。 車両は、京王電鉄井の頭線で活躍していた3000系が入ってきています。量運転台に改造された車両が中心です。 製紙の町、富士市の鉄道だけに、貨物営業が大きな割合を占めているようで、電気機関車や有蓋貨物車があちらこちらにいました。 土曜日曜は400円で乗り放題の1日フリー乗車券があります。散策にはもってこいの切符でしょう。 現在は富士急行の系列会社となっています。 |
岳南鉄道モハ8001+クハ8101 (2連編成が1編成のみ在籍) 京王電鉄井の頭線の、デハ3000形の中間車を改装・運転室設置。平成14年12月より運行。 愛称は「がくちゃん かぐや富士」 |
岳南鉄道モハ7003 (7000系) 単行用1両編成 3両在籍 京王電鉄井の頭線の、デハ3000形の中間車を改装・両運転台化した車両。 平成8年に岳南鉄道に入線 5000形の「赤がえる」の後継車両として「新赤がえる」と呼ばれている。 | |
岳南鉄道5000系 東急5000系を譲り受けた車両。2輌編成で使用していた。 昭和56年に岳南鉄道に入線し、赤色の塗装のため「赤がえる」として親しまれた。 岳南富士岡駅に2編成が留置されている。塗装のはげ落ちがめだち、だんだん朽ち果てていくのでしょうか。 | |
ED40形 電気機関車 | ||
元は松本電鉄の電気機関車で東京電力の梓川水系ダム建設の資材輸送用に新造した電気機関車 ダム工事完成後の昭和46年に譲り受け同型の402と403の2台が稼働しています。 402は茶色の塗装ですが、403は赤く塗装されています。 | ||
ED501 電気機関車 | ||
昭和3年生まれの電気機関車。元は上田温泉電軌(上田交通)のデロ301型機関車。 | ||
ED291 電気機関車 (岳南富士岡駅に留置) | ||
昭和2年生まれの電気機関車。元は豊川鉄道(現在の飯田線の一部)のテキ52型。 昭和18年に豊川鉄道が国鉄に戦時買収され、ED291となりました。 その後は国鉄の飯田線で使かわれていましたが、昭和34年に廃車、岳南鉄道が譲り受けた。 | ||
比奈駅近くにある廃車された電車の様子 | ||||
岳南鉄道には、小田急線のデハ1600形や1900形が走っていたので、きっとそれらの廃車達なのでしょう。 |
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