松本城天守は外観五重、内部六階で姫路城とともに全国でわずか二基しか現存していない五重天守です。
松本城の前身は、この地にあった深志の城といわれています。1504年に築城されたと伝えられています。当時の城は中世の館でした。1582年、深志の城に入城した小笠原氏は、城名を松本城と改め近代城郭に改修しました。小笠原氏のあとに入城した石川氏は、本丸を石垣造とし天守を創建しました。このときの天守は現在の五重天守ではなく、乾小天守のほうであるといわれています。現在の天守は1615年ごろ創建されたと推定されています。
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天守群、左より月見櫓、辰巳附櫓、天守、渡櫓、乾小天守
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乾小天守と天守
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二の丸からみた天守群
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