このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
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「ムッシーくんとヒュードロの森」は、昭和52年3月にオープンしたリトルミュージカル劇場です。
これは我が国で初めてのコンピュータ制御による全自動人形劇で、当時アメリカのディズニーランドで
好評を博していたオーディオアニマトロニクスからヒントを得て、会社と乃村工芸社が共同で開発した
ものです。
このシステムの特徴は、電子技術をフルに生かした自動制御方式の演出です。
さまざまな演出プログラムに音響、照明、動作装置の各種効果を組み合わせて総合演出の自動化を
可能にしました。
また、人形の表情などのこまかい動作も、圧縮空気のコントロールを基本原理とした流体制御装置と
呼ばれる特殊な機構により、自由自在に、自然な動きで表現できました。
このシステムに加え、キャラクターデザインを児童文学作家、岡本颯子氏が担当して、ムーシーくんな
どの独創的な人気キャラクターを生みました。
また、音楽はいずみたく氏が担当、オリジナル曲「森の仲間達」「おばけのうた」などを作曲し、劇を一
層楽しいものにしました。
遊園では、このミュージカル童話劇場をテーマとした販促キャンペーンを、コカコーラ、フジフィルム、
サントリーなどの協賛により実施し、同劇場はヤングファミリー、幼稚園団体などの誘客商品として
遊園の業績向上に大いに貢献しました。
なお、53年には一部演出を変更し、「テレシーくんとなぞのUFO」として上演、同様に好評を博しています。
来園者の方から、「昭和50年代前半のムッシー君というキャラクターの資料がないですか?」とのご質問がありました。
私は、恥ずかしながら聞いたことがありませんでした・・・(お主、まだよのぅー)
早速調べて見たところ、「向ヶ丘遊園小史」に少々掲載されていましたので、その部分を抜粋掲載させていただきます。
また、来園者の方から写真も2枚ご提供いただきました。
ありがとうございました。
日本で初めてのコンピュータ制御全自動人形劇・岡本颯子氏・いずみたく氏、すごいアトラクションだったのですね!!
開演前の舞台の様子です。
開演をを待つ、親子の姿・・・いいですねー。
写真を撮ったのは、お父さんでしょうか?愛情を感じさせます。
開演中の舞台の様子です。
ここが、ヒュードロの森ですね。ムッシーくんは、何処でしょうか?
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