このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

スカイハリケーン


昭和55年8月に設置された、幻の名機、宙返りコースター・スカイ
ハリケーンです。
花の大階段の上で、大きな存在感でしたね。

ところが、この名機も、オープンに関して関係者の皆様の大変な
苦労がありました。
それは、コースターの騒音問題が持ち上がり、周辺の長尾・五所
塚南北両地区の住民の方々の営業反対運動が起こってしまった
のです。
しかし、市公害局のご理解を得ることができ、予定どおりオープン
ができたとのことです。


それでは、スカイハリケーンの解説を・・・

スカイハリケーンは、泉陽興業㈱と泉陽機工㈱によって施工され
て完成した遊戯施設で、建設大臣、日本建築センターの機能評
定の認可を受けたチェーン引揚式、直線型、前後進宙返りコース
ターです。
コンベヤーチェーンで引き揚げられた車両が、進行方向前方の
傾斜線の頂点で自動的にチェーンから離れて、走路勾配斜線に
登り、一旦停止して前方方向に下降、ループ点で宙返りして出発
点のプラットホームに戻り、ブレーキで停止します。
安全性とスリルを十分考えて施工完成された施設でした。

                仕    様
         走路延長        279m
         車両編成        四人乗り6両
         最高速度        時速80km
         反転部上向遠心力  5.8C
         運転所要時間     出発から停止 107秒

カタカタカタ、ビューン、クルクル、高い高い、クルクル、キュッ!と停車

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