このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

小林一茶ゆかりの地

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一茶の菩提寺〜明専寺〜

小林一茶旧宅 から一茶の菩提寺明専寺へ。


 途中の国道18号沿いにある「KEY COFFEE わたぼーし」の前に一茶の句碑があった。


ほちやほちやと雪にくるまる在所かな

文化9年(1812年)、一茶が江戸を引き上げて柏原に帰ってからの句である。

出典は『成美評句稿』。『七番日記』は上五「ほちほちと」。

 明専寺には「我と来て遊べや親のない雀」の 句碑 があるはずだが、雪に埋もれてわからない。

明専寺鐘楼


明専寺本堂


浄土真宗本願寺派 の寺である。

雪掻きに余念がない。

 文化10年(1813年)正月、菩提寺明専寺住職の調停で異母弟 仙六 との間の遺産問題が解決して故郷柏原に定住する。

 廿六 晴 柏原ニ入

 遺言ノ家及倉其外籾滞金卅両為引取 仙六因不得心明廿七日出立東都御糺所ニ上訴 然所妙(明)専寺御坊因乞和延引

『七番日記』(文化10年正月)

 一茶が江戸の評定所に訴えようとしたので、明専寺住職が仲裁に入ったのである。

柏原小学校 へ。

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