このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

一茶の俳文碑

糠塚山


精霊の立ふる廻の月夜かな

小諸市の糠塚山に仏舎利塔がある。


日本山妙法寺仏舎利塔


仏舎利塔の入口付近に小林一茶の俳文碑があった。


ことし七月既望夏の糠塚
山に上る勝景はさておき麓の村
々魂送り火焚てなこりをおしみ
天も隈なく晴れて仏の
帰路を照し玉ふさなから別世
界也けらし
一茶

精霊の立ふる廻の月夜かな

『ぬかつか集』 (初編)巻末に真蹟のまま模刻されている。

文政8年(1825年)、『ぬかつか集』(初編)刊行。

一茶の句は『七番日記』に収録されている。

(精)霊の立ふる廻の月よ哉

『七番日記』(文化12年7月)

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