このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

与謝野晶子の旅



川原湯温泉神社

川原湯温泉共同浴場「王湯」 の先に新川原湯源泉がある。

 八ッ場(やんば)ダムの建設に伴い、川原湯温泉再建のため、群馬県が開発したものだそうだ。

泉質はカルシウム・ナトリウム−硫酸塩・塩化物温泉。

泉温は79.0〜80.0℃

新川原湯源泉はダムに沈まないのだろうか。

新川原湯源泉から石段を登ると、川原湯温泉神社がある。

川原湯温泉神社


2001年4月に火災で焼失した社殿を再建。

社殿の前に歌が書いてあった。


川原湯の社のすだれ古りたれど入りて拝めば肩ふれて鳴る

「晶子」とあるが、与謝野寛が詠んだもの。

 昭和8年(1933年)8月7日、与謝野寛、晶子夫妻は川原湯温泉を訪れ、「敬業館」に泊まる。翌8日、 草津温泉 へ。

初秋の七日の笹にしたがひて白根をさしぬ吾妻(あがつま)ごほり

川原の湯ころもを脱ぎて山を見る人のおこなふ初秋の禮

川原の湯初めて物を隔てざる川音にしも逢ふとおどろく

『冬柏』(山上の気)

不動の滝 へ。

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