このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

今年の旅日記

伊豆山神社〜碑巡り〜
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大仙市泉町の羽州街道旧道沿いに伊豆山神社の里宮がある。

 延暦年間、 坂上田村麻呂 の「東夷征討」の折、伊豆山に立寄り夷賊平定を祈願。その後夷賊平定の報餐として社殿を造営し、大同2年(807年)6月15日、鎮座祭が執行されたそうだ。

伊豆山神社


伊豆山神社川を渡る梵天

各町内で作られた色鮮やかな梵天が、町内をねり歩いた後、雄物川の対岸にある高い山に鎮座する伊豆山神社本宮に奉納される。神社を目指して渡し舟で川を渡り、急勾配の参道を登り、神社の前では奉納のためのもみ合いが行われる。川を渡る梵天は全国的にも珍しく、静かな川面に映える梵天と周囲の雪景色が織りなす光景は華麗なまるで絵巻のようである。

齋藤忠篤の歌碑があった。


   山 花   齋藤忠篤

何にかは栞もとめむ咲きつゞく花より花に山めくりして

忠篤翁は通称勘七。号は桂齋。

「齋藤桂齋翁小傳」の碑もあった。

境内の東側に 芭蕉の句碑 があった。


蝙蝠も出ようき世の花に鳥

出典は『西華集』(支考 撰)。

文化元年(1804年)、建立。

枳北大明神碑


慶応3年(1876年)5月、建立。

 枳北は斎藤勘左エ門忠衛の雅号。『韓詩外伝』の「江南の橘江北の枳となる」による。

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