このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

芭蕉の句碑


介ふ者かりひともとし与礼者つ志く連

伊予市灘町に五色浜神社がある。


明治42年(1909年)、住吉社と天神社を合祀し五色浜神社となる。

五色浜神社の左手に「しぐれ塚」(芭蕉句碑)があった。


介ふ者かりひともとし与礼者つ志く連
(けふばかりひともとしよれはつしぐれ)

出典は 『韻塞』 (李由・許六 共編)。

 江戸時代の有名な俳人松尾芭蕉の作、元禄5年(1692年)10月3日の連歌の会で、芭蕉が会場に着いたとき、折から初しぐれが降って来た。

 句意は「今日ばかりは、若い人たちもみんなが、老人のような気持ちになって、しぐれの風情(おもむき)を味わってほしい——。

 この碑は、芭蕉百七十回忌の文久3年(1863年)、郡中地方の俳人たちの建立と推定されている。

伊予市観光協会

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