このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

芭蕉の句碑


春の夜や籠り人床し堂のすみ

桜井市初瀬に 長谷寺 (HP)がある。


長谷寺 に芭蕉の句碑があった。



春の夜や籠り人床し堂のすみ

出典は 『笈の小文』 。「初瀬」と前書きがある。

   初 瀬

春の夜や籠人ゆかし堂の隅

足駄はく僧も見えたり花の雨    万菊丸

貞亨5年(1688年)3月、初瀬の 長谷寺 で詠まれた句。

貞享5年9月30日、元禄に改元。

 元禄元年3月、侍者を伴って長谷寺に参籠した芭蕉翁は堂内に点じられた一穂の燈明の光にうかんだ床しげな人の影に心を動かされた縹渺たる紛囲氣をただよわせる。その人は如何なるお方であろうか。

平成15年(2003年)3月、建立。

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